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[米国]
マイクロソフト、ISV向けSaaS推進プログラムを発表
ISVからSaaSプロバイダーへの“移行”を支援
(2007年04月17日)
米国マイクロソフトは4月16日、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)が自社のアプリケーションやビジネス・モデルをSaaSモデルで提供できるように支援する、新たな「Microsoft SAAS Incubation Center Program」を発表した。
SAAS Incubation Center Programとは、マイクロソフトが昨年12月にイニシアチブとして発表したプログラムである。これは、マイクロソフトおよび同社とパートナー関係にあるWebホスティング・サービス企業が、ISVに対し、自社のアプリケーションやビジネス・モデルをSaaSモデルで提供できるように支援するというものだ。
今回発表された新たなSAAS Incubation Center Programは、マイクロソフトがWebホスティング・サービス企業に対して実施しているSaaS(Software as a Service)モデル提供支援サービスを、ISV向けに特化させた形態で提供するというものである。
また同プログラムの一環として、マイクロソフトは、同社とパートナー関係にあるISVに対し、Webホスティング・サービス企業が「SaaS-Enablement Services(SaaS実施サービス)」を提供できるように支援していくという。
マイクロソフトのコミュニケーション事業部マーケティング・マネジャー、マイケル・バン・ディジケン氏は、「今回のプログラムは、われわれがWebホスティング・サービス企業とISVを結び付けるために行ってきた取り組みの集大成である。同プログラムを利用すれば、ISVは迅速にSaaSプロバイダーとなることができる」と語る。
SAAS Incubation Center Programのインフラは、プラットフォームに「Microsoft Solution for Windows-based Hosting for Applications」を利用する。同製品はソフトウェア配信を実行するためのパッケージ製品であり、サンプル・スクリプトをはじめ、ホスティング環境での問題の検出/解決をサポートする「Microsoft Operations Manager(MOM)2005」や、新規ユーザーの追加およびディレクトリ項目のアップデートなどをサポートする「Microsoft Provisioning System」、「Windows Server」、「SQL Server」が包含されている。
サービス面では、マイクロソフトがWebホスティング・サービス企業に対し、いかにISVを支援していくかのガイダンスを行う。一方、ホスティング企業はISVに対し、マン・ツー・マンによるコンサルティングやマーケティングを提供していくという。
また、マイクロソフトは同日、「Microsoft SAAS On-Ramp Program」の第2フェーズも発表した。SAAS On-Ramp Programとは、ISVにマイクロソフト製品のライセンスをディスカウントで提供し、SAASモデルへの移行を支援するプログラムである。
昨年12月の第1フェーズでは、最大8個のCPUに対応するWindows Serverのライセンスや、最大2個のCPUに対応するSQL Serverライセンスのディスカウントが提供された。
第2フェーズでは、ディスカウント・ライセンスをマイクロソフトから直接購入できるだけでなく、ISVは同プログラムに参加しているWebホスティング・サービス企業からもディスカウント・ライセンスを購入できるようになる。なお、マイクロソフトではSAAS On-Ramp Programを2008年まで継続させたいとしている。
(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service ニューヨーク支局)
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