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[米国]
マイクロソフト、求人サイトを運営するキャリアビルダーに出資
MSN Careersチャンネルの公式求人コンテンツ・プロバイダーに
(2007年05月11日)
米国マイクロソフトは5月10日、米国キャリアビルダー・ドットコムに出資するとともに、同社との提携を拡大してMSNオンライン・ネットワークの公式コンテンツ・プロバイダーとすることを発表した。投資規模などの詳細は明らかにされていない。
キャリアビルダーは、カリフォルニア州サクラメントに本社を置くオンライン求人プロバイダーで、ガネット、マクラッチー、トリビューンという大手メディア企業3社が共同で経営している。
今回マイクロソフトは、資本提携とは別に、MSNとキャリアビルダーが2004年に締結した戦略提携を拡大したことも明らかにした。キャリアビルダーは、この提携に基づき、2013年まで米国のMSN Careersチャンネルの公式求人コンテンツ・プロバイダーとなり、海外のいくつかのMSNポータルにもコンテンツを提供する。
なお、キャリアビルダーは、7年間の契約期間中に、MSNに対して総額4億4,300万ドルを支払うことになっている。
両社によると、キャリアビルダーがMSNの求人コンテンツ・プロバイダーになって以来、毎月およそ1,000万だったユニーク・ビジターの数が2,100万を超えるなど、同サイトのトラフィックは大幅に増加しており、ページ閲覧件数の多くがMSNユーザーによるものだという。
キャリアビルダーは、毎月およそ150万件の求人広告をポストしており、米国オンライン求人広告市場でトップ・シェアを確保しているが、ライバルのモンスター・ドットコムやホットジョブズ(MSNのライバルであるヤフーが運営している)との差はごくわずかである。
提携拡大により、キャリアビルダーは、欧州市場で存在感を高めるチャンスも獲得することができる。同社は、2006年からイギリス、カナダ、インドで事業を展開しており、2007年4月にはスウェーデンのジョブグイデンとオランダのジョビング・モールを買収すると発表している。
MSNの幹部によると、2008年半ばまでに、欧州の大半の国々でMSNサイトにキャリアビルダーのサイトを統合する予定であり、そのうちのいくつかは2007年末前から運用を開始する見通しという。
マイクロソフトのコーポレート・バイスプレジデントで、MSN担当最高メディア責任者のジョアンヌ・ブラッドフォード氏は、声明の中で、「MSNは、過去3年間にわたりキャリアビルダーと強力な関係を築いており、同社が業界トップになるのを助けた」と語っている。
そのうえで同氏は、「米国で最も有力な求人サイトに出資することは、両社の関係を強化するまたとないチャンスになる。また、当社の国際的な地位をキャリアビルダーと共有することに合意したことで、われわれが持っているテクノロジーと情報のチャンネルを統合し、求人検索と求人情報提供に対応する比類のないリソースへのアクセスを提供することができる」と説明している。
キャリアビルダーは、今年4月半ば、新しいビデオ履歴書サービスの計画を発表した。このサービスを使えば、求職者が資格や実績を強調するビデオを使ってオンライン出願書類を補強することができる。
同社は、2006年にVideo BrandBuilderを発表している。同サービスは、雇用主が、職場の様子や従業員の仕事ぶり、雇用機会などの情報を含むビデオをポストできるもので、優秀な人材を集めるのに役立つとされている。
ハリス・インタラクティブが2006年末にキャリアビルダーの依頼を受けて行った調査によると、2,200人を超える採用責任者および人事担当者の60%が、求職者のビデオ履歴書に関心があると答えている。
また、調査対象となった6,000人を超える勤労者の49%が、雇用者の興味を引くために、オンラインでビデオ履歴書をポストすることを考えているという。
(マット・ハインズ/InfoWorld 米国版)
- 米国マイクロソフト
- http://www.microsoft.com/
- 米国キャリアビルダー・ドットコム
- http://www.careerbuilder.com/



















