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[米国]
フロントレンジ、SaaS型のIT資産管理サービスを提供へ
コンピュータセンターと提携し、全社的なソフト資産管理をWebで可能に
(2008年11月10日)
米国FrontRange Solutionsは11月7日、英国のITインフラストラクチャ・サービス・プロバイダーのComputacenterと提携し、SaaS(Software as a Service)モデルを採用したIT資産管理サービス「Software Asset Discovery」を提供することを明らかにした。
Software Asset Discoveryは、Computacenterのソフトウェア資産管理サービスである「Software Asset Management」とFrontRangeのIT監査ソフト「Centennial Discovery」を組み合わせたサービスだ。
| 米国FrontRange SolutionsのWebサイト |
同サービスを利用することで、Computacenterの顧客は、Webベースのインタフェースを使って自分たちのソフトウェア・インフラストラクチャを管理できるようになる。また、組織内のネットワーク上にある全製品の利用状況のリポートを作成することもできるため、管理コストの削減やコンプライアンスにまつわるリスクの低減、変更プログラムの管理などに役立てることができるという。
FrontRangeのCentennial製品担当ディレクター、マシュー・フィッシャー(Matthew Fisher)氏は、「ソフトウェアを提供する手法の1つとしてSaaSへの関心が高まっているのを受け、このサービスを開発した。Gartnerも、数年後にはアプリケーションの25%がSaaS経由で提供されるとの見方を示している。これは、多くの組織がSaaSを試験的に導入しているというわれわれの見解とも一致している。SaaSにソフトウェアを全面移行した組織はまだ現れていないが、徐々に移行しつつある組織は増えている」と語った。
フィッシャー氏によると、企業がSaaSの有効性をテストするうえで、資産管理は格好の題材だという。「資産管理は、SaaSを導入するためのよいきっかけとなるだろう。なぜなら、コンプライアンスの管理業務を担当している人々の大半は、ソフトウェアがどこでホスティングされているのかなどまったく意に介さないはずだからだ」(同氏)
またフィッシャー氏は、Software Asset Discoveryと他のサービスとの共通性について、「多くの点でCRMサービスと似ている。この分野では、Salesforce.comがSaaSサービスの販売で大成功を収めている」と説明している。
資産管理は、ITスタッフにとって負担の大きい業務であり、導入に消極的な組織も少なくない。だが、フィッシャー氏は、「こうした認識は誤っている」としたうえで、「確かに負担の増加を嫌って資産管理の導入をためらう組織は多い。しかし、資産管理を導入することで節減可能なITコストが“見えてくる”ということがわかると、それまでと認識が変わるというケースが数多く見られる」と語っている。
Software Asset Discoveryは、Computacenterがトータル・パッケージの形で提供しているサービス「Software Asset Appraisal」とともに提供される予定だ。フィッシャー氏によると、Computacenterはソフトウェア・ライセンス管理などの面で優れた専門知識を有しているという。
(Maxwell Cooter/Techworld.com)
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