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コンプライアンス

[国内]
BMC、エージェント/エージェントレス両対応の運用監視ツールを発表

(2007年03月16日)

 BMCソフトウェアは3月16日、運用監視ツールの新製品として、エージェント型およびエージェントレス型の両方の監視手法に対応した「BMC Performance Manager」を3月22日より出荷すると発表した。

BMC Performance Managerのポータル画面

 BMC Performance Managerは、従来から同社が提供してきたエージェント型運用監視ツール「PATROL」とエージェントレス型の「PATROL Express」を再構築し、両方の監視手法への対応を図ったソフトウェア。当面はPATROL製品群との併売を続けるが、今後の新機能/新たな監視対象の追加については、主にBMC Performance Managerで行い、既存PATROLユーザーに対してもBMC Performance Managerへの移行を促していくという。

 従来、エージェント型の場合は監視対象へのソフトウェアのインストールやパッチ適用などに関する作業負荷/コストが発生する一方で、エージェントレス型では十分に詳細な監視を行えないといった課題があった。BMC Performance Managerでは、この両方に対応することにより、基幹系システムのような重要な監視対象にはエージェント型、ファイルやプリンタ・サーバの監視にはエージェントレス型と、重要度や目的に応じて監視手法を選択することを可能としている。

BMC Performance Managerの構成

 BMC Performance Managerのユーザー・インタフェースには、Webブラウザ・ベースのポータル画面が用意されており、エージェント型/エージェントレス型両方の監視対象を一元的に監視することができる。エージェントレス型の監視対象からのデータ収集は、「Remote Service Monitor(RSM)」で行い、収集したデータは「BMC Performance Manager Portal」に集約され、ポータル画面を通して監視情報が提供される。

 監視対象は、Windowsや各種Linux/UNIXをはじめとする主要OSや、Oracle DB、DB2、SQL Serverといった主要データベース管理システムに加え、ExchangeやSAP、Oracle EBSといったアプリケーションの監視にも対応している。また、ルータやスイッチ、ロードバランサといったハードウェアの監視機能が強化されている。

BMCソフトウェア 技術本部 ソフトウェアコンサルタント 伊藤祥泰氏

 発表に際し、BMCソフトウェア プロダクト推進室製品管理部のソフトウェアコンサルタント、斎藤康子氏は、「エージェント型とエージェントレス型の両方を併用している企業の多くが、より多くの機能があればエージェントレス型の適用範囲を広げたいと考えている」と指摘したうえで、クリティカルな用途への適用を配慮し、エージェント型との共存を選択したと、BMC Performance Managerのねらいを説明した。

 同社技術本部のソフトウェアコンサルタント、伊藤祥泰氏は、「近年は内部統制を確立するために自社のみではなく、関連企業のシステム監視も必要になるケースがある。しかし、すでに稼働しているシステムを停止してエージェントをインストールするといった対応は現実的に不可能なことから、エージェントレスへのニーズが高まっている」と、運用監視ツールを取り巻く現状を語った。

 また、伊藤氏によれば、特にエージェントレス型へのニーズが高い分野の1つが流通業であるという。「流通業においては、数多くのセンターが複数の場所に分散しており、また、24時間365日の監視が求められる。そのため、エージェントレス型への引き合いが多い」(同氏)

(大川 泰/Computerworld)




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