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[米国]
セールスフォース、パートナーとの連携強化を支援するASPサービスを開始
(2006年06月27日)
米国セールスフォース・ドットコムは6月26日、同社のオンデマンドCRM(Customer Relationship Management)ソフトウェアにPRM(Partner Relationship Management)機能を追加した新しいASPサービス「Partnerforce」(正式名称は「Salesforce Partner Edition」)を発表した。7月12日から提供開始される。
今回追加されたPRM機能は、販売代理店などのパートナーとともにビジネスを展開する企業が、パートナー情報を収集することで、販売活動の効率化や販売力の向上、パートナーにおける間接業務の効率化などを実現するもの。
Partnerforceでは、カスタマイズ可能なオンライン・ポータルを通じて、CRMおよびPRMソフトウェアから引き出される販売およびマーケティング・データを参照できるようにし、採用から営業成績の評価に至るまで、パートナー管理全般をサポートする。
セールスフォースの製品マーケティング担当バイスプレジデント、ケンダル・コリンズ氏は、「Partnerforceは、CRM機能とPRM機能を統合した初のオンデマンド製品。当社の顧客は長い間この製品の登場を待ち望んでいた」と語る。同氏によると、セールスフォースはPartnerforceの開発に約1年間をかけたという。なお、同社からはこれまで、Partnerforceよりも機能が限定されたPRMツールキットが提供されていた。
コリンズ氏によると、Partnerforceユーザーは、セールスフォースのオンデマンド・アプリケーション共有サービス「AppExchange」で提供される250以上のホステッド・アプリケーションをダウンロードし、機能を拡張することができるという。「AppExchangeの中のPRMカテゴリには、すでに10の無料アプリケーションが登録されている」とコリンズ氏。
アプリケーション配信ネットワーク・プロバイダーの米国F5ネットワークスは、北米におけるビジネスの90%を290以上のパートナーを通じて展開している。同社はPartnerforceの試験運用に取り組んできた1社である。
F5の北米チャネル担当バイスプレジデント、ディーン・ダーウィン氏が約1年前に入社したとき、同社はチャネル・プログラムの種類が多すぎて販売活動を一目で見渡せないという課題に直面していたが、Partnerforceの導入により、複数のチャネル・プログラムを単一のポータル画面に整理して管理できるようになったという。
ダーウィン氏は、「PartnerforceはF5独自のルック・アンド・フィールでカスタマイズできる点が優れている。パートナーからの評判もよい」と述べている。
市場調査会社の米国ビーグル・リサーチ・グループでマネージング・プリンシパルを務めるデニス・ポンブリアント氏は、「PRMは1990年代末から2000年代初めにかけて最初のブームが訪れたが、CRMのように軌道に乗ることはなかった。その原因としては、機能そのものが未熟だったことや、何が良いPRMシステムなのかを示す明確な定義がなかったことなどが挙げられる」と分析する。
Partnerforceを利用するには、セールスフォースのホステッドCRMソフトウェアの「Enterprise」または「Unlimited」版のサブスクリプションが必要となる。サービス利用料金はパートナー1社当たり年間1,500ドル。1ライセンスにつき5ユーザーまで利用できる。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)
- 米国セールスフォース・ドットコム
- http://www.salesforce.com/

