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[米国]
マイクロソフトCOOのターナー氏、パートナーとの連携強化を鮮明に
(2006年07月14日)
| 米国マイクロソフト COO ケビン・ターナー氏 |
米国マイクロソフトCOO(最高執行責任者)、ケビン・ターナー氏は7月13日、ボストンで開催された同社主催のイベント「Worldwide Partner Conference(WPC)2006」(7月11日〜13日)の最終日の基調講演で、マイクロソフト製品のロードマップを十分に理解してもらうために、今後パートナーに対して充実した情報提供を行っていくと強調した。
同氏は昨年9月にマイクロソフトに入社して以来、世界中を飛び回り約2,000社のパートナーへのヒアリングを行ったが、その際、同氏は、マイクロソフト製品の今後の方向性についてきちんと説明できるパートナーがごくわずかしかいないことに気づいたという。
ターナー氏は、会場のパートナーに対して、「マイクロソフトがどこへ向かおうとしているのかを皆さんに十分に理解していただきたい。来年のソフトウェア・ロードマップについては充実した情報を提供していく所存だ」と熱弁を振るった。
マイクロソフトは今年、同社のフィールド・オペレーション・マネジャーを対象に、単一のパフォーマンス・スコアカードを世界同時に導入するという。これにより、マイクロソフトのロードマップを同社のパートナーにどれだけ的確に紹介したかが、これらフィールド・オペレーション・マネジャーの報酬を決定する27の業績評価指標の1つになるという。また、これらの指標には、担当するパートナーのマイクロソフトに対する満足度も含まれるとしている。
ターナー氏は、マイクロソフトの製品や部門の数、ライセンスの複雑さに言及したうえで、「マイクロソフトは、1つの組織としてまとまりを発揮しようと努力するだけでなく、パートナーとより密接に連携していきたいと考えている。IBMやノベル、オラクル、グーグルといったライバルと戦っていくうえでもパートナーとの連携強化は不可欠となる」と強調した。
また、マイクロソフトは今後、Linuxへの対抗を強め、特に同OSの大手ディストリビューターであるレッドハットとノベルを標的に据える構えを示している。そうしたなか、ターナー氏はパートナーに対して、マイクロソフトの次期OS「Windows Vista」と次期デスクトップ・ソフトウェア・スイート「Office 2007」をいち早く採用し、競合製品との戦いを先導するよう促した。
一方、ターナー氏は、「マイクロソフトの最良のフィードバック・チャネルはパートナーだ」と述べ、同氏の電子メール・アドレス、電話番号を会場のパートナーに紹介し、直接コンタクトしてほしいと呼びかけた。
ターナー氏は、マイクロソフトに入社する前はウォルマート・ストアーズに20年近く勤務し、CIO(最高情報責任者)や、同社の会員制卸売りチェーンであるサムズクラブの責任者などを歴任した経験を持つ。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)
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