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[米国]
オラクル、Oracle Fusion Applicationsの初リリースは2007年の予定と発表
【Oracle OpenWorld 2006リポート】
(2006年10月26日)
| オラクルのアプリケーション開発担当シニア・バイスプレジデント、ジョン・ウーキー氏 |
オラクルのアプリケーション開発担当シニア・バイスプレジデント、ジョン・ウーキー氏は10月25日、米国サンフランシスコで開催中のコンファレンス「Oracle OpenWorld」で、同社のアプリケーション・スイート「Oracle Fusion Applications」を中心とするアプリケーション事業に関する包括的戦略を示した。同スイートでは、同社がこれまで買収したピープルソフト、JDエドワーズ、シーベルなどの製品とオラクル製品の融合が目指されている。同氏によると、2007年にOracle Fusion Applicationsの初めてのアプリケーションが、2008年にはアプリケーション・スイートが提供される計画だという。。
ウーキー氏は「われわれは、Oracle Fusion Applicationsの開発に向け、ユーザー体験を中心に膨大な量の作業を行ってきた」と語った。同社は、同スイートにおいて、モデル・パターンを用いたアプリケーションに移行しようとしているという。
また、Web 2.0とSOA(サービス指向アーキテクチャ)もFusion Applicationsにおいて重要な役割を有する。というのも、同スイートのアーキテクチャとなるOracle Fusion Architectureでは、ビジネス・サービスが企業で実行される分散イベントとして理解されるからだ。また、オラクルは、自社のアプリケーション群の重要な要素としてXMLベースのリポーティングが成長すると見ているほか、ロール・ベースの分析および統合機能も視野に入れている。
一方、ウーキー氏は、オラクルが買収したベンダーから獲得した技術を複数ベンダーのアプリケーション・サーバやデータベースと連携させることにも引き続き取り組んでいると説明した。「すべての製品ラインのバージョンアップを計画している」
同日、「Oracle E-Business Suite 12」のプレビューが行われた。同リリースの特徴は、簡素化されたユーザー・インタフェースと、ERP/CRM/SCMといったクロス・インダストリー・アプリケーションに対応した機能を備え、サードパーティ製アプリケーションとの統合が図られている点。さらに、利益分析、ネットワーク最適化、プロジェクト・ポートフォリオ分析への対応も計画されている。
加えて、アイデンティテイ管理ソフトウェア「Oracle Identity Management」のプレビルド統合も併せて発表された。今後、「JD Edwards EnterpriseOne」、「i-flex Flexcube」、「PeopleSoft Enterprise Campus」、「Oracle Clinical/Healthcare」のサポートが追加される予定だ。
さらに、買収したベンダーの製品の開発戦略についても示された。ピープルソフトの製品ラインは教育や金融サービスなどの分野に特化した機能が強化されるという。JDエドワーズの製品ラインは、1998年以来初の大規模な機能刷新が行われる「JD Edwards World A9.1」がリリースを迎えようとしており、「熱心な顧客グループに向けたもの」(ウーキー氏)になるという。シーベル製品については、オンデマンド版プラットフォームにモジュール機能が追加される予定だ。
そのほか、ウーキー氏は「自社製アプリケーションを抱えるオラクルとしては、セキュアなエンタープライズ検索に焦点を当てている」と語った。「検索は企業ユーザーが自分の仕事に道筋をつける方法を示す新しい言葉になりつつある」(ウーキー氏)
(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)
- オラクル
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