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[米国]
【WPC 2007 リポート】
マイクロソフト、「Dynamics Live CRM」の早期アクセス版を10月までに提供へ
より高機能のエディションは来年4月にリリース
(2007年07月11日)
米国マイクロソフトは7月10日、コロラド州デンバーで開催中の「Worldwide Partner Conference(WPC)」において、ホステッドCRMソフト「Dynamics Live CRM」の早期アクセス版を10月までに提供すると発表した。
Dynamics Live CRMは、マイクロソフトが今年第4四半期にリリース予定の次期CRMパッケージ(開発コード名:Titan)をベースとするホスティング型のサービス。同社幹部によると、Dynamics Live CRMの提供地域は当初は北米に限定されるが、他の地域でも追って提供を開始するという。
Dynamics Live CRMには、Professional EditionとEnterprise Editionの2つのエディションがある。
Professional Editionには、Titanに備わるカスタマイズ、販売、サービス、ワークフローの機能がすべて含まれる。同エディションは、2007年中は無料で提供され、2008年には1ユーザー当たり月額39ドル、それ以降は同44ドルとなる。早期アクセス版の提供は10月までに開始される予定だ。
一方、Enterprise Editionは、Professional Editionの機能に加えて、オフライン作業のサポート機能や、ユーザーが再度ログインしたときにデータを同期化する機能などを備える。同エディションの提供開始は2008年4月になる見通しで、価格は1ユーザー当たり月額59ドルとなる。
マイクロソフトのDynamics CRM担当ゼネラル・マネジャー、ブラッド・ウィルソン氏によると、Dynamics Live CRMのコード・ベースはTitanと同一であるため、ユーザーは双方を自由に使い分けられるという。
Dynamics Live CRMは、マイクロソフトのパートナーを介して独占的に販売される。マイクロソフトは当初、同サービスを自社のデータセンター内で運用・管理するが、2007年末までにはパートナー各社でホスティングできるようにする。
ホスティング型のCRMソフトは、すでにセールスフォース・ドットコムが8年前から提供を始め、現在では約3万社の顧客を抱えている。また、オラクルやネットスイートもCRMアプリケーションをオンデマンドで提供しており、マイクロソフトは出遅れた感が否めない。
調査会社ガートナーのアナリスト、マイケル・マオズ氏は、市場に強力なライバルがいること、サードパーティによるアドオン製品がそろっていないことを理由に、マイクロソフトの努力が報われない可能性が高いと語った。
「(マイクロソフトの)CRMサービスが成功する可能性は、わずかしか残っていない。Enterprise Editionのリリースを来年まで待たなければならないのもマイナス要因だ」(マオズ氏)
一方、調査会社エンタープライズ・アプリケーションズ・コンサルティングのアナリスト、ジョシュ・グリーンバウム氏は、「料金を競合サービスよりも低く抑えられれば、マイクロソフトにも成功のチャンスはある」と述べている。
(マーク・ソンジニ/Computerworld オンライン米国版)
- 米国マイクロソフト
- http://www.microsoft.com/
[米国]マイクロソフトCEO、次期CRMソフトのホスティング版「Dynamics Live CRM」を披露

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