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[米国]
オラクル、BEA取締役会に「買収案返答期限は10月28日」と通告
BEAサイドは買収拒否の姿勢を崩さず
(2007年10月24日)
米国オラクルは10月23日、米国BEAシステムズの取締役会あてに書簡を送付し、オラクルが提示した総額67億ドルの買収案に対する返答を、10月28日午後5時までに行うよう促したことを明らかにした。
なおオラクルは、10月28日午後5時までに回答がなければ、今回の買収案を撤回するとしている。オラクルによるとBEAの取締役会は、オラクルが10月9日に買収提案を行って以来、オラクルとの会合を拒否しているという。
またオラクルは、BEAのビジネス・プランニング担当バイスプレジデント、ビル・クライン氏が22日夜、BEAの取締役会を代表して、買収を拒否すると伝えてきたことも明らかにしている。BEAはオラクルが提示した総額67億ドルの買収額は、過小評価だと不満を表明していた(関連記事)。
オラクルは買収相手が“消耗”するような、長期戦となる買収が得意だ。しかし、同社社長のチャールズ・フィリップス氏は、「BEAの買収プロセスは長期化しない」との姿勢を明確にしている。
BEAの買収に成功すれば、オラクルはアプリケーション・サーバ分野のライバルを吸収できることになる。しかし一部の観測筋は、買収によってオラクルは、アプリケーション・サーバをはじめとするミドルウェア分野で製品の重複という問題を抱えることになると懸念している。
米国フォレスター・リサーチでアナリストを務めるレイ・ワング氏は、「BEAの取締役会が買収を拒否したとはいえ、オラクルとBEAの戦いはまだ続いている。取締役会は(同社の)株主に対しても責任を負っている。株主が(BEA1株当たり17ドルという)金額設定を受け入れれば、オラクルは次なる一手を打ってくるかもしれない」と指摘する。
ワング氏によると、オラクルがミドルウェア分野を本気で“支配”したいと考えているのであれば、BEAを手中に収めたいと切望するのは自然な流れだという。
「WebサーバやESB(Enterprise Service Bus)製品などでは重複する製品もあるが、BEAにはオラクルのポートフォリオの穴を埋める製品がある」(ワング氏)
(クリス・カナラクス/IDG News Service ボストン支局)
- 米国オラクル
- http://www.oracle.com/
- 米国BEAシステムズ
- http://www.bea.com/
BEAは1株17ドル(総額67億ドル)の提示を「過小評価だ」として突き返す姿勢
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