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[米国]
マイクロソフト、Dynamicsアプリのサポートを最大10年に延長
「オラクルの先例からサポート延長のメリットを認めた」とアナリストは分析
(2007年10月30日)
米国マイクロソフトは10月24日、同社のビジネス・アプリケーション「Microsoft Dynamics ERP」および「同CRM」のユーザーに対するメンテナンス/サポート・プログラムの拡張版「Business Ready Customer Care」を発表した。
Business Ready Customer Careの主な内容は、サポート期間の延長、購入時の融資オプションの拡大、製品情報の提供という3点となる。オラクルとSAPはすでに同様のサポート・プログラムを実施しており、マイクロソフトも両社に追随する格好だ。
マイクロソフトのビジネス・ソリューションズ部門でグローバル・サービス製品管理担当ディレクターを務めるクリスティーン・ベル氏によると、5年間の基本サポート・プログラムにさらに5年間が追加され、サポート期間は合計10年となるという。
エンタープライズ・アプリケーション・コンサルティングで主任アナリストを務めるジョッシュ・グリーンバウム氏は、「マイクロソフトがサポート期間を5年間延長したのは、オラクルがサポート・プログラムの延長によって顧客基盤を固めた功績を認めていることの表れだ」と語った。
グリーンバウム氏は、今回の決定はマイクロソフトにとって賢明な選択だと評価する。「オラクルの例で、サポートの延長が新製品の買い控えにつながる訳ではないことがわかった。むしろサポート期間を延長したことが功を奏し、アップグレードの促進につながったという見方もできる」(同氏)
また、現在、多くのベンダーはアップグレードの収支をとんとんになるように設定している。そのため、「どちらにせよメンテナンス費用は回収できるのだから、顧客に安心感を与えたほうが得策だ」とグリーンバウム氏は指摘する。
2点目の融資オプションに関しては、ハードウェアとソフトウェア双方に対する融資を含め、支払い方法の選択肢が増えた。また、顧客が初年度の月額費用を選択できる分割払い制度「Smart Pay」という特別プログラムも実施される。
3点目はマイクロソフトがチャネル・パートナーとその顧客に対し、将来の製品情報をより明確に伝えることを約束するもの。ベル氏は、同社が将来の仕様や機能の詳細などを含む12〜18カ月先までの展望を提供することを明らかにした。
マイクロソフトは、パートナー/顧客向けのWebサイトを用意し、これらの情報を文書化して提供する予定だ。その際、ユーザーが機密保持の誓約にサインする必要はないという。
(エフライム・シュワルツ/InfoWorld オンライン米国版)
- 米国マイクロソフト
- http://www.microsoft.com/
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