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データセンター革新

[米国]
マイクロソフト、仮想化ハイパーバイザ「Hyper-V」のRC版を公開

2008年8月までに製品版の出荷開始を予定

(2008年03月21日)

 米国Microsoftは3月19日、同社の新しいサーバ仮想化技術「Microsoft Hyper-V」のフル機能のRC(Release Candidate:出荷候補)版を一般ユーザーに向けて提供を開始した。同社のWebサイトよりダウンロードして入手することができる。

 Hyper-Vは、ハイパーバイザ・アーキテクチャを採用したサーバ仮想化技術/ソフトウェアで、2月に米国で出荷開始されたWindows Server 2008の製品版にはHyper-Vのベータ版が含まれている。Microsoftによると、公開したRC版は、ほぼ完成に近いコードを提供するものだという。

 Hyper-V RC版では、テスト/検証済みのゲストOSが増えており、Windows Server 2003 Service Pack(SP)2、Windows Vista SP1、Windows XP SP3、SUSE Linux Enterprise Server 10がサポートされる。また、ホスト・サーバの言語サポートも拡大され、Windows Server 2008 Standard/Enterprise/Datacenterの64ビット版(x64)の英語、ドイツ語、日本語の各言語が対応している(製品版では、国際ロケールに対応し、追加の言語オプションとサポートが用意される予定になっている)。

 同版ではさらに、ハードウェア構成サポートの拡大、パフォーマンスおよびスケーラビリティの向上が図られている。また、リモート管理のためのオプションとして、Windows Vista SP1上で利用可能な「Hyper-V Manager Microsoft Management Console」も加わっている。

 MicrosoftはHyper-Vのリリースにあたって、同社の運用管理ソフトウェア「Microsoft System Center」および、2008年後半に出荷予定の「System Center Virtual Machine Manager」という、物理サーバと仮想サーバの両環境を一貫して運用管理可能なツール群を提供する。これらによりユーザーは、新規構築する仮想マシンのプロビジョニングと構成設定を迅速に行え、Hyper-V、「Microsoft Virtual Server 2005 R2」「VMware ESX Server」「VMware Infrastructure 3」のいずれのサーバ仮想化ソフトで稼働している環境でも集中管理することができるようになるという。なお、System Center Virtual Machine Managerには、将来的に、Xenハイパーバイザのサポートも追加される予定だ。

 Hyper-Vの製品版の出荷は、2008年8月までに開始される予定になっている。これは、Windows Server 2008の工場出荷開始から180日以内という、以前にMicrosoftが発表した出荷計画に基づいている。

(Computerworld.jp)




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