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データセンター革新

【Green IT Conference & Demo 2008】
みずからの実践が証明する、高い省エネ/コスト削減効果
サンの「エコ・イノベーション」

「電力」と「スペース」に着目し、データセンターの諸課題を解決

(2008年04月07日)

ベンダー各社がグリーンITへの注力姿勢を強める中、とりわけ先進的な取り組みを進めているのがサン・マイクロシステムズである。同社は、今後不足が予想されるITリソースの中でも「電力」と「スペース」に着目し、それらの課題を解決する技術/製品を積極的に開発している。セッションでは、「エコ・イノベーション」という技術開発コンセプトの下、サンが推進する、地球環境への配慮とITコストの削減を両立した技術/製品群が紹介された。

「ITベンダーとしての社会的責任」
──地球環境に配慮した技術開発を推進

「当社内で実証済みのエコ・イノベーションをユーザーに提供する」と語るサンの寺島義人氏

 サンは企業としての社会的責任を果たすために早くから環境問題に取り組んできた。サンの環境への取り組みは多岐にわたっているが、いま最も注目されているのがエコ・イノベーションと呼ぶ、環境に配慮した技術の開発とそれを具体化した製品群である。これにより、サンは当初の目標であった電力効率とスペース効率を2倍以上、CPU稼働率を85%以上に向上させるという数値をすでに達成した。

 今日、IT機器の選定に際しては価格性能比を使うのが一般的だ。これまでは機器の購入費がITコストの最大の費用項目だったからだ。しかし、米国調査会社のリポートによると、2010年ごろには企業のITエネルギー・コストがIT機器の購入費を上回ると予測している。そうなると価格性能比で機器を選定しても無意味になる。「エネルギー・コスト性能比」を上げるサンのエコ・イノベーション製品は、ユーザーにとって大きなコスト・メリットを提供する。

 その製品の1つが、昨年発表されたマルチコアCPUのUltraSPARC T2だ。8個のコアを持つ同CPUは、最大64スレッドを同時に処理できる。「UltraSPARC T2の最大の特徴は、高いスループット性能と省電力を両立している点にある。スレッド当たりの消費電力は1.5Wで、このクラスのどのCPUよりも省電力だ」(サン・マイクロシステムズ マーケティング統括本部の寺島義人氏)。現在、サンはUltraSPARC T2を搭載した省電力/高性能サーバ「Sun SPARC Enterprise T5120/T5220」を積極的に展開している。

サン社内で効果が実証された
エコ・イノベーション

 サンがユーザーに提供するエコ・イノベーションは、同社みずからが実践し、成果を挙げたものでもある。例えば、米国サンタクララのデータセンターでは従来、44本のラックに88台のサーバが格納されていたが、同社はそれらを4ラック/58サーバに統合し、設置面積を91%削減、電力コストを88%低減した。

 こうした実践の結果に基づいて開発されたのが、データセンターの機能をまるごと輸送用コンテナに詰め込んだ「Sun Modular Datacenter S20」(開発コード名:Project Blackbox)だ。S20を利用することで企業は、冷却の抑制や代替エネルギー/遊休地の有効活用など、さまざまなメリットが得られることになる。

 「エコ・イノベーションは、地球環境保護への貢献と、ITコスト削減の両方を兼ね備えたコンセプトである。これに基づき、サンは、CoolThread Serverからモジュラー型仮想化データセンターまで、ユーザーのニーズに今すぐに応えるグリーンITソリューションを用意している」(寺島氏)
 


エコ・イノベーション製品群の一部
(Computerworld.jp)

Technology Review

「サンのエコ・イノベーション」(サン・マイクロシステムズ)
データセンターの効率改善と環境保護に向けた包括的な製品/ソリューション群



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