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[国内]
サンと富士通、「SPARC Enterprise」サーバ・シリーズの新機種を投入
UltraSPARC T2 Plusをデュアルソケット搭載する2機種
(2008年04月10日)
米国Sun Microsystems(以下、Sun)と富士通は4月10日、「SPARC Enterprise」サーバ・シリーズの新ラインアップとして、UltraSPARC T2 Plusプロセッサを搭載した新機種「T5140」「T5240」を同日から発売すると発表した。
| SPARC Enterpriseサーバ・シリーズの新機種。写真上がT5140、下がT5240 |
SPARC Enterpriseサーバ・シリーズは、Sunと富士通が共同開発したUNIXサーバ群で、SunのUltraSPARCプロセッサおよびSolaris OSが採用されている。
今回、採用されたUltraSPARC T2 Plusプロセッサは、1チップに8スレッド実行処理が可能なコアが8個搭載されたCMT(チップ・マルチスレッディング)プロセッサであり、計64スレッド実行処理を実現する。Sunの発表によると、マルチスレッド性能は2年半前に比べて5倍以上に向上しているとのことだ。
T5140およびT5240は、同プロセッサを2個まで搭載できるデュアルソケット仕様であり、サーバ1台で最大128スレッド同時実行処理が可能となっている。これにより、「あらゆるx86系システムを上回る性能を発揮し、新しいサービスを生み出す能力やエンタープライズ・コンピューティング能力を提供できる」(Sun)という。
| CMTプロセッサのUltraSPARC T2 Plus |
また両機種には、オープンソースの仮想化技術「Sun Logical Domains(LDoms)」が採用されている。この技術を用いることで、1システムにつき最大128の仮想サーバを設定することができ、シングル・ラックで5,120個もの独立ドメインを運用することが可能になるという。Sunは、「この技術を使えば、究極的なサーバ仮想化・統合が実現する」と説明している。
さらに、オンチップのPCI-E(I/Oシリアル転送インタフェース)と暗号処理機能を利用すれば、仮想化インフラの安全かつ効率的な運用も可能になるという。
Sunでは、両機種のサイズの小ささ、およびそのサイズでの性能の高さも特徴の1つに挙げている。筐体サイズはT5140が1RU(ラックユニット)、T5240が2RUと小型であるが、メモリおよび内蔵ディスクの容量は同クラスのx86システムに比べて2〜4倍に達するという。したがって、既存のデータセンターの性能を落とすことなく、省スペースかつ省エネルギーを実現する環境に統合することもできるという。
両機種の国内での価格は、T5140が217万3,500円から、T5240が260万8,200円からで、出荷開始はいずれも4月中旬になる予定という。
(Computerworld.jp)
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