【 ここから本文 】
- TOP
- > Topics : データセンター
- >
データセンター
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[中国]
【BEAWorld 2007 Shanghai】
「BEA LiquidVM」が実現するJavaの“仮想化ハイパーバイザ最適化”
BEA幹部、デモを通じてLiquidVMの高スケーラビリティをアピール
(2007年12月17日)
| 米国BEA SystemsのWebLogic担当バイスプレジデント、Guy Churchward氏 |
データセンターを中心に仮想化技術の導入が進むなか、米国BEA Systemsは、仮想化ハイパーバイザ上で直接稼働するJavaアプリケーション実行環境「BEA LiquidVM」を開発、提供を開始している。中国・上海市で先週開催されたプライベート・コンファレンス「BEAWorld 2007 Shanghai」で、同社WebLogic担当バイスプレジデントであるガイ・チャーチワード(Guy Churchward)氏がLiquidVMについて語った。
Churchward氏はまず、「サービスやアプリケーションの再利用をSOA(サービス指向アーキテクチャ)でやるにせよ、それともWeb 2.0を用いるにせよ、(再利用化が)システムに負荷をかけ続けることは間違いない」と語り、こうした負荷を抑えるには仮想化ベースの柔軟なインフラが不可欠との認識を示した。
実際、2008年にリリースされるほとんどのエンタープライズ・システムが、マルチコア/マルチプロセッサ・ベースのハードウェアを採用し、何らかの仮想化技術を適用したものになると言われている。仮想化技術は、柔軟なインフラ構築に不可欠であること以外に、ハードウェアの効率的な活用で投資コストの抑制にも貢献する。
Churchward氏によると、LiquidVMを開発した理由の1つに、仮想サーバにおけるJava実行環境のパフォーマンスがあるという。「BEAはJavaの世界で生きている。この世界は、ハードウェア、OS、JVM、アプリケーション・サーバ、アプリケーションの順にスタックされており、こうした構成は最適化の余地がある。(このスタック構造のままでは)物理的なものから仮想化することで逆にパフォーマンスが劣化してしまう」(Churchward氏)
LiquidVMは、サーバ・プラットフォーム向けのJava仮想マシン「JRockit」とOS機能の一部を組み合わせたJavaコンテナで、VMwareやXenなどの仮想化ハイパーバイザ上で直接動作する点が特徴だ。このLiquidVMにより、「(Java仮想マシンを)OSと一緒にリプレース可能」(Churchward氏)となったのである。しかも、ゲストOSベースの仮想環境と比べ、LiquidVMは効率の良い仮想化と高いスケーラビリティを提供する。
Churchward氏は、同コンファレンスの基調講演でLiquidVMのデモも行った。具体的には、メモリが逼迫した状況下で、比較対象としたゲストOSのLinuxのパフォーマンスが悪化していくのに対し、LiquidVMのほうはスケールしていくことをアピールした。専用VMと汎用OSを比較するのはフェアではないが、LiquidVMがスケーラビリティの高い仮想環境であることは間違いなさそうだ。
BEAでは、LiquidVMをJava EE対応アプリケーション・サーバ「WebLogic Server」と組み合わせ、「WebLogic Server Virtual Edition」という名前で提供している。これらはGenesisプラットフォームにおいても、高スケーラビリティや高効率のリソース・レイヤとして機能することになる。
(後藤大地)
- 米国BEA Systems
- http://www.beasys.com/
[中国]【BEAWorld 2007 Shanghai】Web 2.0のパワーを企業に―― BEAが提唱するエンタープライズ・ソーシャル・コンピューティング

Genesisで構築するナレッジ共有ネットワークとは
[中国]【BEAWorld 2007 Shanghai】「Genesisはインフラ技術の集大成」――BEAのCTO

最初の成果物は2008年2Q登場のSaaSコンテナ
[中国]【BEAWorld 2007 Shanghai】「時代はダイナミック・アプリへ」――BEAのChuang氏が説くGenesisの必要性

「変化に強いコンポジット・アプリの構築を!」
[国内]【BEA Japan Forum 2007】BEAのユーザー企業が語るSOA導入の要所

「万事は人。願いをベンダーと共有することが潤滑油となり最良の結果を生む」
[国内]【BEA Japan Forum 2007】BEAが「Genesis」で提唱するビジネス・アプリ開発の新機軸

目指すは「ダイナミック・ビジネス・アプリ」の実現
【BEAWorld 2007 San Franciscoリポート】次世代アプリ開発支援プロジェクト「Genesis」で製品戦略の舵を切るBEA



ビジネスの変化に即座に対応できるアプリケーション開発環境の提供を目指す



















