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[スウェーデン]
MySQLデータベース、メジャー・アップデート版が来月にも出荷
(2005年10月13日)
スウェーデンのマイエスキューエルは、企業でのさらなる普及を狙ったオープンソース・データベース「MySQL」 の次期メジャー・アップデート版、バージョン5の完成版を来月にリリースする見通しだ。
同社は約2週間前に、リリース候補(release candidate)と呼ばれる最終段階の試用版をリリースした。このバージョンに「重大なバグ」が見つからなければ、完成した商用バージョンが11月に出荷されることになる、とマイエスキューエルのコミュニティ関係担当副社長、カイ・アルニェ氏は語っている。
同社は、バージョン5をこれまでで最も重要なアップグレードと位置づけている。新版では、大手のオラクル、IBM、マイクロソフトのデータベース製品ではすでに提供されていた、トリガー、ビュー、ストアド・プロシージャなどの、企業にとって重要と見なされている機能の数々が追加されている。
また同社は、MySQL新版がエラー・チェックなどの一般的なタスクのいくつかを実施する方法を変更し、他の主要データベースと同じように振舞うようにした。この変更は、データベース管理者が他のプラットフォームから移行しやすいように配慮したもので、旧来の処理方法もオプションとして選択することができる。また、現行のMySQLアプリケーションの大多数の振る舞いは、バージョン5でも従来と変わらない、とマイエスキューエルの共同創設者で「オープン・ソーサラー」という肩書きを持っているデイビッド・アクスマーク氏は説明している。
同氏によると、同社のサブスクリプション制の有償サポート・サービス「MySQL Network」の価格体系は変わらない。必要なレベルに応じて年間495ユーロ〜3,995ユーロ。MySQLデータベース自体は、GPLライセンスで無償提供されるほか、他の製品とともに再配布するための商用ライセンスで提供される。
マイエスキューエルはこれまでずっと、オラクルやIBMのデータベース製品との直接競合を否定し、同社の製品は「補完的」だと主張してきた。その理由は、同ソフトウェアの機能の限界を意識してのことか、もしくは大手データベース・ベンダーの競争意識をあおらないためだと思われる。だが、いずれにしても、そうした状況は変わろうとしているようだ。
(Originally reported by James Niccolai, IDG News Service 10/12/2005)
(IDG News Service)



