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[米国]
オラクル、無償版データベースを準備
(2005年11月01日)
米国オラクルは、ローエンドのデータベース市場での競争力を強化する動きとして、年内に無償版のデータベースの提供を開始する予定。10月28日に同社は、「Oracle Database 10g Express Edition」と呼ばれるこの製品のベータ版(試用版)を32ビットWindowsとLinuxシステム向けにリリースした。
このソフトウェアは、開発用と一部の実稼動用に無償でダウンロードすることができる。また、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)の第三社製品とともに無償で配布することもできる、とオラクルは述べている。
オラクルは、無償の「スターター・データベース」を提供することで、同社のソフトウェアに新規ユーザーを惹きつけたいと期待しており、そのターゲットには、開発者のほか、ISV、教育関係者、学生も含まれる。また同社は、無償版ユーザーが、その容量ではデータ管理ニーズを満たしきれなくなったときに有償版にアップグレードすることを期待している。
実稼動システムでの同データベースの利用には制限があり、データ容量が4ギガバイト(GB)以内、RAM容量が1GB以内、1サーバ当たり1プロセッサの環境での利用に限られる。ISVが使用する際にも同じ条件が適用される。サポートは、ユーザーのためのオンライン・フォーラムを通じて提供される。
オラクルEMEA(欧州・中東・アフリカ)テクノロジー・マーケティング担当副社長、ティム・ペイン氏によると、Oracle Database 10g Express Editionは、既存のOracle Database 10g製品と同じコード・ベースに基づいて構築されているが、一部のオプションが削除されている。
リレーショナル・データベース市場で、オラクルは最大のライバルであるIBMをリードしてトップに立っている。しかし、マイクロソフトの「SQL Server」が急速にユーザーを増やしているほか、「MySQL」をはじめとするオープンソース製品も勢いをつけつつある、とアナリストは指摘している。
(Originally reported by James Niccolai, IDG News Service 11/31/2005)
(IDG News Service)



