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「Project Fusion」、製品提供フェーズへ──。情報時代のアプリケーションの実現に歩を進めたオラクル
【Oracle OpenWorld San Francisco 2005リポート】
(2005年09月17日)
グリッド基盤の上に構築される「SOAプラットフォーム」
| 写真3:チャック・ロズワット氏は、OAS 10g R3で大幅に強化されたBAM機能について、「ITメトリクスをビジネス・メトリクスとして活用できる機能」と説明 |
「Grid & Ellison Day」と銘打たれた基調講演の最終日、午前のステージにはオラクルのサーバ・テクノロジー開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、チャック・ロズワット氏(写真3)が登壇。同社のテクノロジー・リーダーとして知られる同氏は、OFAの構成要素について解説を行った。
ロズワット氏は、「OFAのテクノロジー基盤となる重要なプラットフォーム製品」(同氏)として、この日発表となった「Oracle Application Server(OAS)」の新版、OAS 10g R3の新機能を、Oracle Fusion Middleware開発担当シニア・バイスプレジデントのトーマス・クリアン氏らと共に紹介した。
説明の中でロズワット氏とクリアン氏は、開発から統合、編成、セキュリティの確保、管理・監視に至る「SOAのライフサイクル」を示し、デモを交えてOAS 10g R3の各コンポーネント製品群の機能を解説した。
開発のステップでは、R3で大幅に強化された「Oracle JDeveloper」と「Oracle Application Developer Framework(ADF)」がSOAベースの開発プラットフォームとしての役目を果たす。「JSF(Java Server Faces)、J2EE 1.4、EJB 3.0など最新のJava規格を採用したことで、リッチなUIを備えた高度なSOAベース・アプリケーションを容易に開発できるようになった」(クリアン氏)
オラクルが「Orchestration」と呼ぶ編成のステップを担うのは、同社版ESBであるFSB(Fusion Service Bus)だ。具体的には、Oracle BPEL Process Managerが複数のアプリケーションの調整を図ることになる。
次に、セキュリティ確保のステップでは、シングル・サインオンなどのアイデンティティ管理機能が提供され、セキュアなアクセスおよび通信が保証されたWebアプリケーション実行環境の構築が可能になる。
最後の管理・監視ステップは、Oracle Enterprise Managerである。「Enterprise Manager 10gのBAM(Business Activity Monitoring)機能は、R3でさらに前進した。ユーザーはイベント情報をリアルタイムで監視して、システムがビジネス・プロセスに沿った形で効率よく動いているかを管理できる。つまり、ITメトリクスをビジネス・メトリクスとして活用できるようになっている」(ロズワット氏)



