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[米国]
「Oracle 11gへのアップグレードはきわめてスムーズ」──オラクル幹部が明言
(2006年11月08日)
オラクルのデータベース製品「Oracle 9i」や「同10g」を使用しているユーザーは、来年下半期にリリース予定の次期製品「Oracle 11g」へスムーズにアップグレードできることになりそうだ。
米国オラクルのデータベース製品管理兼サーバ技術担当バイスプレジデント、マーク・タウンゼンド氏によると、Oracleデータベースのテスト/開発環境を整えているユーザーであれば、Oracle 11gへのアップグレードはさほど難しくないという。
「テスト環境が用意されていれば、容易かつスムーズにOracle 11gにアップグレードできる。アップグレード作業に要する負荷をテスト環境で把握し、大きな問題がないことが確認できたら、実運用環境に切り替えればよい。切り替えに要するダウンタイムは、わずか数秒にすぎない」(タウンゼンド氏)
タウンゼンド氏によると、Oracle 11gはデータ移行のためのデータ・パーティショニング機能を備えている。また、監査情報を集中管理できる「auditvault(監査保管庫)」機能や、インシデント・レスポンスを自動化する「phone home」機能なども新たに加わった。「ストレージを変更したり、SMP(対称型マルチプロセッサ)からクラスタに移行したりするとなると、移行作業が苦痛になりかねない。だが、Oracleユーザーならそうした心配は無用だ。新版ではパフォーマンスも改善されている」と、同氏はOracle 11gの出来に自信を見せる。
オラクルは先ごろ、Red Hat Linuxユーザーを対象としたサポート・サービス「Unbreakble Linux 2.0」を発表し、レッドハットと競合関係になった。タウンゼンド氏はこの点について、オラクルのポートフォリオが拡充されたとの印象をユーザーに与えたと述べるとともに、そうした期待にオラクルは十分にこたえられると強調した。
「当社は(Linuxの)サポート・インフラを備えており、すでに多くの企業に提供している。Linuxがなぜ成功しているかと言えば、当社のようにサポートをきちんと提供するベンダーがいるからだ」(タウンゼンド氏)
さらにタウンゼンド氏は、「MySQL」などのオープンソース・データベース製品について、こう漏らした。
「確かに、多くの人々がMySQLを実際にインストールし、試用している。だが、企業の実運用環境でMySQLを見かけることはないし、私には想像すらできない」
なお、「Berkeley DB」(オープンソースのデータベース)の開発元である米国スリーピーキャット・ソフトウェアをオラクルが買収した理由について、同氏は、一部の技術のためではなく、むしろ事業範囲を拡大するためだと述べている。
- 米国オラクル
- http://www.oracle.com/
【Oracle OpenWorld 2006リポート】



