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[国内]
インサイト、メモリから直接ログを取得するDB監査ツール新版を発表
「強みはOracle DBを知り尽くした“技術力”」と同社
(2007年10月19日)
インサイトテクノロジーは10月18日、報道関係者向けの説明会を開催し、データベース監査ツール「PISO」が10月23日出荷予定のOracle Databaseの新バージョン「11g」に対応したと発表した。
| インサイトテクノロジー 代表取締役社長 石井洋一氏 |
インサイトテクノロジーは、1995年に設立された企業で、主にOracle DBに関する製品の開発・販売やコンサルティングを手がけている。主力製品には、PISOのほか、データベース・パフォーマンス・チューニング/管理ツールの「Performance Insight」がある。
説明会に際し、同社の代表取締役社長、石井洋一氏は、Performance Insightについて言及し、同製品が1995年の発売以来、Orcle DBの6本に1本の割り合いで導入されており、「パフォーマンス・チューニング・ツールとしてはデファクト・スタンダードの地位を築いたと自負している」と製品力に自信を見せた。
一方、PISOは、データベースのアクセス状況や操作状況を把握するためのデータベース監査ツール。この製品で同社は、日本版SOX法対応/内部統制で求められるデータベース・ログ監査の強化というセキュリティ・ニーズに訴求していくつもりだ。
| DMA型と他の方式の比較 |
PISOの特徴は、Oracle DBが利用するメモリ空間を直接監視する「DMA(Direct Memory Access)」という技術を活用している点。このDMA型のPISOに対し、既存のデータベース監査ツールはネットワーク・キャプチャ型とAudit型(ログ記録機能利用型)に大別される。
同社によれば、ネットワーク・キャプチャ型は、パフォーマンスを確保できる一方で正確なログ取得が難しく、暗号化技術との併用が困難といった問題がある。また、Audit型はログ取得の正確性を重視する反面、パフォーマンスの低下や特権ユーザーによるログ改竄の可能性といった問題を抱えているという。
DMA型のPISOにおいては、メモリから直接ログを取得することでパフォーマンスの低下を防いでおり、監査に必要なログをすべて取得する場合でも、通常の運用ではCPU利用率を1%程度に抑えることができる。それと同時にログ取得の正確性も確保しているという。
| インサイトテクノロジー 取締役 製品開発本部長 石川雅也氏 |
パフォーマンスとログ取得の正確性を両立できた要因について、同社の取締役で製品開発本部長を務める石川雅也氏は、「Oracle DBを熟知した開発者が集まっているからこそ製品化が可能になった」と、同社の技術力を強調した。なお、DMA型を製品化しているベンダーはほかにもあるが、同氏によれば「他社製品はパフォーマンス向上のみを目的にしたもの」であり、監査で必要とされるログを漏らさず取得するのは難しいとのことだ。
また、対応するOracle DBの広さもPISOの特徴。具体的には、旧バージョンのOracle7から今回対応した11gまでの監査が可能になっており、「Enteprise Edition」や「Standard Edition」といったOracle DBのエディションを問わずに利用することができる。さらに、監査ログの形式もすべてのバージョン/エディションで統一されている。
今回発表された11g対応版PISOのバージョンは「3.2.2」となり、出荷は11gと同日の10月23日より開始される。価格は、460万円からとなっている。
(大川 泰/Computerworld)
- インサイトテクノロジー
- http://www.insight-tec.com/
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