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[米国]
アイオメガ、EMCとの買収交渉を承諾――買収額引き上げを高評価
拒否の姿勢を改め、交渉のテーブルへ
(2008年03月18日)
米国Iomegaは3月17日、米国EMCから再度買収提案を受け取ったことを明らかにした。Iomegaの取締役会は、1株当たりの買収額を引き上げたEMCの再提案を高く評価し、EMCとの協議を承諾したという。
EMCが当初提示した買収額は1株当たり3ドル25セントで、Iomegaの発行済み株式5,480万枚で計算すると約1億7,810万ドルだった。この提案を受け取ったIomegaは、取締役会を3月10日に開き、拒否することを全会一致で可決した(関連記事)。
Iomegaが提案を拒否したのを受けて、EMCは1株当たり3ドル75セントという新たな買収額を提示した。この提示額は約2億550万ドルに相当する。Iomegaの声明によると、同社の取締役会はこれを「すぐれた提案」と評価し、EMCと買収交渉を行うことに同意した。
Iomegaは現在、ストレージ・ベンダー2社との事業統合計画を進めており、EMCの最初の買収提案を拒否したのも同計画の存在が理由だとされている。2社とは、ケイマン諸島のExcelstor Great Wall Technologyと中国のShenzhen Excelstor Technologyで、Iomegaは株式交換で2社を獲得する予定だ。
Iomegaの社長兼COO(最高執行責任者)であるトーマス・カンパー(Thomas Kamper)氏は、Excelstorとの交渉を明らかにした昨年12月、2社の獲得によってIomegaの年間売上高を4倍弱に引き上げたいと述べている。
Iomegaはコンシューマー向けのZipドライブとリムーバブル・ディスクで知られた会社だ。現在では、コンシューマー/SMB向けのリムーバブル・ストレージをはじめ、NAS(Network Attached Storage)やデータ・リカバリ製品などを提供している。
EMCは17日、同社との交渉を承諾したIomegaの決定を歓迎する声明を発表した。「われわれは、Iomegaの決定に励まされた。次のステップを楽しみにしている」
同日、ニューヨーク株式取引所でIomega株は27セント高の3ドル53ドルだった。一方、EMC株のほうは44セント下がり、14ドル35セントで取り引きされた。
(Stephen Lawson/IDG News Service サンフランシスコ支局)
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