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データ・マネジメント
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【Green IT Conference & Demo 2008】
階層ストレージ、仮想化、重複除外技術を活用して電力効率の向上を図るEMCの「グリーン・ストレージ」
ストレージ技術の進化で、データ量が増加しても電力コストは大幅に削減できる
(2008年04月07日)
肥大化するデータを効率よく管理し、いかにストレージの電力コストを削減するか──。今、多くの企業が、この問題に直面しているはずだ。エンタープライズ・ストレージ市場をリードするEMCジャパンは、「この問題を解決するためには、サーバの仮想化とデータ量自体を削減する重複除外技術、そして階層化ストレージ技術によるデータ容量の管理が必要だ」と指摘し、“グリーン・ストレージ”に向けた同社の取り組みを紹介した。
データの重要度に応じて
格納するストレージを階層化
| 「格納するデータの内容で保存するストレージを階層化すれば、効率的な省電力化が可能だ」と語るEMCジャパンの中野逸子氏 |
2008年3月、米国IDCからショッキングなリポートが公開された。2007年における世界のデジタル・データの総量が、ストレージ容量を超えたというのである。同リポートによると、この年に作成または複製されたデータ総量は281EB(エクサバイト)で、同年における有効なストレージ容量は264EBだったという。
EMCジャパンでマーケティング本部プロダクト・マーケティング部長を務める中野逸子氏は、「従来、増加の一途をたどるデータ量に対処するためには、ディスク・ドライブ数を追加する手法がほとんどだった。しかし、この手法には限界がある」と指摘した。
データセンターの面積や電源供給量は当然、限られている。単純なディスクの追加は、電力消費量だけでなく、あらゆるコストを上昇させる。この問題に対し中野氏は、「ストレージの階層化とサーバの仮想化技術を利用し、さらに、データ量そのものを削減する重複除外技術などを活用して、電力消費量は削減できる」と説いた。
ストレージの階層化とは、データの重要度に応じ、格納先のストレージを分けることである。最もアクセスが多いデータは「階層0」に位置づけ、低消費電力/高性能のストレージに格納する。一方、利用頻度の低いデータは、処理性能は低いが低価格で大容量のストレージに格納する。これにより、システム全体の電力消費量を抑制できる。さらにEMCでは、データ量自体を大幅に削減する「重複除外技術」も強化している。
以前より同社では、アーカイブ用ストレージに重複除外技術を組み込んでいるが、今後はさらに、ディスクライブラリなどの製品にも、同様の技術を搭載していく予定であるという。「統合、ストレージ階層化、そして重複除外技術というトータルなアプローチで、EMCはグリーンITに取り組んでいる」(中野氏)
新技術のフラッシュ・ドライブで
高いパフォーマンスを実現
ストレージの階層化を支える技術で注目したいのが、SSD(Solid State Drive)によるエンタープライズ・ストレージ向けフラッシュ・ドライブである。SSDは、EMCが2008年2月に発表した新技術で、同社の大規模ストレージ「Symmetrix DMX-4」にオプションとして搭載される。
EMCによると、1秒当たりのI/O処理数は、SSD1台で回転数が1万5,000rpmのFC(Fibre Channel)ディスク30台分に相当するという。さらに、フラッシュ・ドライブの消費電力は、1万5,000rpmのFCドライブに比較して約98%、ドライブ当たりの消費電力は38%も削減できるという。中野氏は、「フラッシュ・ドライブをストレージの『階層0』に対応させれば、電力の抑制と高いパフォーマンスを両立できる」と、同技術の優位性を強調した。
| SSDベースのフラッシュ・ドライブを搭載したEMCの階層型ストレージ・オプション |
Technology Review

- 「EMCのグリーン・ストレージ」(EMCジャパン)
- 利用率の向上と保存量の削減で環境に配慮したストレージ運用を実現する
- 関連リンク
- EMCジャパン



























