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[世界] 【ガートナー調査】
2006年の世界データベース市場、14.2%の成長を記録

――シェア・トップのオラクルがIBMとの差をさらに拡大

(2007年06月19日)

 米国ガートナーは6月18日、2006年のリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)市場に関する調査リポートを公開した。それによると、データベースのLinuxへの移行が進むなか、シェア1位の米国オラクルが2位のIBMとの差をさらに広げたことが明らかになった。

 調査リポートによると、2006年の世界RDBMS市場の売上高は152億ドルとなり、2005年の133億ドルに比べて14.2%の成長を記録した。

 シェア1位のオラクルはデータベース関連の売上高が前年比14.9%増の72億ドルとなり、シェアを2005年の46.8%から47.1%に伸ばした。

 一方、IBMは2005年の22.1%から1%減少して21.1%となったが、シェア2位の座を維持している。売上高は前年比8.8%増の32億ドルだった。

 シェア3位のマイクロソフトは、売上高が前年比28%増の27億ドルを記録し、シェアも昨年の15.6%から17.4%へと躍進、IBMとの差を縮めた。

 米国NCRからの独立を予定しているテラデータと米国サイベースは、ともにトップ5に入ったものの、シェアはそれぞれ3.2%にとどまり、上位3社に大きく水をあけられている。

 ガートナーのアナリストであるコリーン・グラハム氏は、「企業ユーザーはデータ資産への投資を継続し、データ管理リソースを活用して業務を効率化するための技術やツールの導入を余儀なくされている」と分析する。

 今回の調査データには、ライセンス売上げのほかに、アップグレード、サブスクリプション、ホスティング、テクニカル・サポートやメンテナンスなどの売上げも含まれている。ただし、プロフェッショナル・サービスおよびハードウェアの売上げは除外されている。

 RDBMSのシェアをOS別に見ると、UNIXが34.8%、Windowsが34.5%で熾烈な戦いを繰り広げている。Linuxのシェアは3位の15.5%だが、売上高は前年比67%増と飛躍的な成長を遂げた。

 また、オラクルはUNIX/Linuxで、マイクロソフトはWindowsで、IBMはzSeriesサーバのz/OSで独占的な地位を保っている。

 ガートナーの調査結果は、競合する調査会社のIDCが4月に発表したデータとほぼ一致している。IDCの調査でもオラクルがIBMに対するリードを広げたとしているが、市場全体の売上高は165億ドルで、今回ガートナーが公表した数字をやや上回っている。

2006年の全世界RDBMS売上金額シェア(単位:万ドル)


ベンダー名

2006年
売上高

2006年
シェア(%)

2005年
売上高

2005年
シェア(%)

 
成長率(%)

オラクル

7,168.0

47.1

6,238.2

46.8

14.9

IBM

3,204.1

21.1

2,945.7

22.1

8.8

マイクロソフト

2,654.4

17.4

2,073.2

15.6

28.0

テラデータ

494.2

3.2

467.6

3.5

5.7

サイベース

486.7

3.2

449.9

3.4

8.2

その他

1,206.3

7.9

1,149.0

8.6

5.0

合計

15,213.7

100.0

13,323.5

100.0

14.2

Source: Gartner Dataquest (June 2007)

(エリック・レイ/Computerworld オンライン米国版)




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