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【インタビュー】
「データ・シャッフリング」とは何か――開発者が説く新データ・マスキング技術
機密データのセキュリティ確保と分析への活用を両立
(2008年06月23日)
――あなた方は研究成果を基に起業しようとしているが、これまでにその経験はあるのか。また、起業に関してどんなビジョンを持っているのか。
Sarathy氏:今回が初めての起業になる。われわれは、自分たちの製品が表計算ソフトウェアなどのように広く普及するというビジョンを持っている。われわれの製品の可能性を理解すれば、企業は分析の専門家(社内外の)を躊躇することなく起用し、機密上の理由から使われずにいた過去のレガシー・データを有効に活用するようになると、われわれは確信している。
――そのほかにも、データ・シャッフリング/マスキングの導入を促すうえで決め手となるのは何か。
Sarathy氏:機密データの活用にあたり企業にとって最大のハードルとなるのは、機密データの分析値を利用できるインテリジェントなメカニズムの有無だと、われわれは考えている。
当然のことながら、多くの企業は機密データをしまい込み、多大な費用をかけて情報セキュリティ/物理セキュリティ対策を講じて、アクセスを制限している。しかしそれでも、人為ミスなどで個人情報が流出する事件が後を絶たないのはなぜか、考えてみてほしい。
われわれの方法は、より低コストで安全な、斬新な選択肢を提供する。データ・シャッフリングは、機密データの価値をより効率的かつ効果的に引き出す方法にほかならないのだ。
先の給与データを再び例に説明しよう。データ・シャッフリングでは基本的に、番号が1番の人の給与を85番の人に割り当て、1番の人の年齢を657番の人に割り当てる、といった操作をすべての人について繰り返す。しかし、ランダムなシャッフルを行うわけではない。単なるシャッフルの場合は変数間の関係が失われてしまうが、データ・シャッフリングの場合、値はシャッフルされるものの、その関係と機密性は保持される。
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