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【解説】
企業はIEからGoogle Chromeに乗り換えるか――最大の懸念は既存アプリとの連携
「企業のブラウザ選定はすでに終わっている」との声も
(2008年09月08日)
管理性の高さがIEの強み
Chromeの企業への普及を巡るより具体的な障害は、企業にとってChromeの導入と管理がIEよりも面倒なことだ。
この点では、Firefoxや米国Appleの「Safari」のほうがChromeの先を行っている。しかし、IEは、Active Directoryなどのグループ・ポリシーを利用して導入やパッチ適用、管理を行える。ほかのブラウザは、こうした面で遠く及ばないことが、企業での大規模な導入の大きなネックになっていると、ラファエル・イブロン(Rafael Ebron)氏などの専門家は指摘する。同氏はFirefoxとNetscapeの元プロダクト・マネジャーだ。
「Firefoxは4年の歴史を持ち、われわれがNetscapeで行った仕事に基づくエンタープライズ機能を多数搭載している。だが、まだ課題がたくさんある」とイブロン氏は電子メールで述べた。「Google Chromeも、企業における導入の検討対象となるためには、こうした機能やサポートを搭載しなければならないだろう」(同氏)
もっと厳しい見方もある。
「ChromeはWebアプリケーションを動作させるが、Chrome自体はデスクトップで動作する。Googleはこのことを忘れてしまっているようだ」と、フィリピンの業界団体Philippine Internet Commerce Societyのオンライン・サービス担当バイスプレジデント、マイク・アブンド(Mike Abundo)氏は自身のブログで述べた。アブンド氏は、Google Chromeを同氏のPCにインストールしようとして、「午前中を丸々むだにしてしまった」と嘆いている。同氏のPCはかなり一般的な構成だという。
「アンインストーラも動かなかった」(アブンド氏)
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