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【解説】
企業はIEからGoogle Chromeに乗り換えるか――最大の懸念は既存アプリとの連携
「企業のブラウザ選定はすでに終わっている」との声も
(2008年09月08日)
ActiveXを使った企業Webアプリが依然多数
一部の企業開発者がChromeを大歓迎しているのは確かだ。ブラッドリー・ウォーカー(Bradley Walker)氏もその1人である。同氏は従業員300人の医療スタッフ派遣会社でWeb開発者を務めている。
ウォーカー氏は、同社のWebベース・スタッフ管理ソフトウェアをFirefoxに対応させる作業を行っている。だが、「すべての機能を非常に高速に動作させるには、非常に複雑な作業が必要だ」とウォーカー氏はブログで述べている。
「Chromeを試したところ、私のアプリはすばらしく速く動く。Chromeは、エンタープライズ・クラスのWebアプリケーションのプラットフォームとして定着するかもしれない」とウォーカー氏。さらに、同氏は電子メールで、Chromeが、Webアプリケーションのオフライン動作を可能にする「Google Gears」を採用し、「隔離されたタブ」によって、個々のタブのトラブルでブラウザ全体がクラッシュするのを防いでいることを称賛した。
しかし、ライズ氏は、Chromeは「バージョン1にしてはすぐれた出来だ」と語りながらも、企業での導入は限定的な規模にとどまると見ている。ActiveXなど、IEしか対応していない技術に依存する「レガシー・エンタープライズ・アプリケーションが多数使われている」からだ。
「多くの企業では、過去10〜15年に開発された、IE 4や5しか考慮していない多種多様なアプリケーションが使われている。作成した開発者はたぶんとっくに退社しているだろうし、そのコードはもう保守されていないかもしれない」(ライズ氏)
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