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【解説】
アプリ開発者がグーグルに突きつけた「Google App Engine」への要望と期待
注目のクラウド開発環境に対する“熱き思い”にグーグルはどう応えるのか
(2008年09月10日)
クラウド・コンピューティングを活用した開発・運用環境として華々しくデビューした「Google App Engine」。クラウド・コンピューティングに目を向けるアプリケーション開発者からの支持は絶大で、同サービスのアカウント数は早くも20万を超えているようだ。ただし、すべての開発者が現状のGoogle App Engineに満足しているわけではない。仕様変更や改善要求など、同サービスにはすでに多くの要望が寄せられている。こうした声にGoogleはどう応えるのだろうか。以下、開発者の要望とそれに対するGoogleの考えをまとめてみた。
Juan Carlos Perez
IDG News Serviceマイアミ支局
アプリ開発者からの要望は400件以上
「Google App Engine」に強い期待を寄せるアプリケーション開発者にとって、同サービスの現状は決して満足できるものではないようだ。実際、商用アプリケーションの構築に必要な基本機能をもっと迅速に追加するよう、Googleに強く要求している開発者は決して少なくない。
アプリケーション開発者から寄せられた代表的な要望としては、後からコンピューティング・キャパシティを追加できるようにリソースの制約を撤廃すること、Python以外のプログラミング言語をサポートすること、SSL(Secure Socket Layer)やHTTPSなどを使ったアプリケーション間通信の安全性を確保することなどがある。
もっとも、App Engineに対しさまざまな要望が寄せられていることは、Google側も十分認識している。同社のGoogle App Engine製品マネジャー、ピート・クーメン(Pete Koomen)氏とポール・マクドナルド(Paul McDonald)氏は、多くのアプリケーション開発者がオフィシャル・フォーラムへ積極的に参加したり、Googleが設定した要望リスト・ページ(画面1)に要望が400件以上も書き込まれたりというように、App Engineに対する開発者の強い興味や熱意に勇気づけられているという。
「App Engineに対応したすばらしいアプリケーションがたくさん登場し、開発者からの有益なフィードバックも数多く得られている」(マクドナルド氏)
マクドナルド氏はさらに、「当社のApp Engine開発チームは、アプリケーション開発者からの要望に耳を傾け、サービスの改善と拡張に積極的に取り組んでいる。パイプラインには、まだたくさんのものが詰まっている」と力説した。ただし、App Engineの開発とロールアウト計画の詳細については、Googleのポリシーに従い公表するつもりはないとしている。
| 画面1:Google App Engineへの要望をまとめたリスト・ページ |
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