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[米国]
オラクルの1Q決算、堅調なライセンス収入に支えられ増収増益
“リーマン・ショック”に揺れるなか、同社株価は上昇
(2008年09月19日)
米国Oracleは9月18日、2009会計年度第1四半期(2008年6-8月期)の決算を発表した。それによると、一般会計基準(GAAP)方式による第1四半期の売上高は53億ドルとなり、前年同期比で18%アップ。また純利益は11億ドル/1株当たり利益21セントを計上し、前年同期比28%増の成長を見せた。
同社の発表によると、全体の売上高のうちソフトウェア事業の売上高は前年同期比20%増の42億ドル、新規ソフトウェア・ライセンスの収入は同14%増の12億ドルと、いずれも好調だった。
特別項目を除外した非GAAP方式による計算では、売上高が54億2,000万ドル、1株当たり利益が29セント(前年同期比32%増)となっている。米国Thomson Financialがまとめたアナリストの事前予測は、売上高が54億2,000ドル、1株利益が27セントだった。
| 9月21日から開催される「Oracle OpenWorld 2008」のWebサイト |
過去1週間、米国の株式市場はLehman Brothersの経営破綻などで大きく揺れていたが、Oracleの決算に対する金融業界の期待度は非常に高かった。同社の株価は8月初旬から中旬にかけて20%も下落したが、18日の株価は終値18ドル75セントまで回復。好調な決算報告を反映して、時間外取引開始直後から約19ドルに上昇した。
OracleのCEOであるラリー・エリソン(Larry Ellison)氏は、18日に行われた電話会議で、混乱する経済の下でも同社は強い成長を持続できると語った。
同氏はその要因の1つとして、ソフトウェア・ライセンス収入の成長を挙げている。「ソフトウェア・ライセンスの更新は、われわれの事業の約半分を占めている。これは非常に利益幅が大きく、成長が約束された事業だ」
また、Oracleはデータベースなどの主力製品分野で他社を圧倒的にリードしているため、その勢いを持続することも可能だという。「競合他社と比べてデータベースの売上げが大きいぶん、製品向上のために多額の投資を行える」とエリソン氏はコメントした。
さらに、ミドルウェア製品部門も著しい成長を見せている。「Oracleは(ミドルウェア市場で)2位だったが、トップのIBMに迫っており、すでに首位に立った可能性もある」(エリソン氏)
Oracleは今月21日〜25日の5日間、サンフランシスコで年次ユーザー・コンファレンス「Oracle OpenWorld 2008」を開催する。すでに新製品や今後の戦略などに関する憶測がいろいろと飛び交っており、とりわけ「Oracle Database 11g」には多くの注目が集まっている。
Oracle Database 11gについて、同社会長のチャールズ・フィリップス(Charles Phillips)氏は今四半期中のアップデートを公言しており、21日から始まるOpenWorldでデータベース関連の発表を行うとしている。
(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)
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