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[米国]
グーグル、各種フィードを自動登録する「Google Desktop 2.0」ベータ版公開
(2005年08月24日)
米国グーグルは8月22日、PC向け検索ツール「Google Desktop」のバージョン2.0のベータ版(試用版)提供を開始したと発表した。さまざまなソースの情報を提供するパネルを追加するなどの改良が加えられている。
グーグルによると、今回ベータ版(試用版)が公開された新バージョンの「Google Desktop 2.0」には、「Sidebar」という新機能が含まれている。Sidebarでユーザーは、電子メール、ニュース、天気予報、写真、株価情報やWebサイトのフィード情報にアクセスできるという。
Google Desktopの製品マネジャー、ニキル・バトラ氏は、IDG News Serviceマイアミ支局記者のインタビューに答えて、「Google Desktop 2.0の目標は、ユーザーがイスに座っていると、目の前に必要なWeb上の情報の方が集まってくるようにするのを助けることだ」と述べた。
バトラ氏によると、従来のGoogle DesktopはWebブラウザ・ベースのアプリケーションだったが、Sidebarを使えばWebブラウザを起動しないで済む。また、必要時にはいつでも、Sidebarからブラウザ・ウィンドウを立ち上げて、Webサイトを訪問したり、Sidebarに含まれていないGoogle Desktopの機能にアクセスしたりすることができる。Sidebarは、Google Desktop上で動作するため、ユーザーはSidebarを通じて、Google Desktopがインデックス付けし、取得できるあらゆるファイルや情報にアクセスできる。
たとえば、Google Desktopは現在、電子メール・クライアントとしてマイクロソフトのOutlookやMozillaのThunderbirdなどに対応しているが、Sidebarはこれらの電子メール・アプリケーションを使用して、ユーザーのPCにダウンロードされた電子メール・メッセージを見つけることができる。またSidebarは、ユーザーがメッセージを自分のハードディスクにダウンロードするようにグーグルのGmailアカウントを設定していない場合でも、Gmail Webメール・サービスから自動的にメッセージをダウンロードできる。
さらにSidebarは、ユーザーが訪問するWebサイトに基づいて、表示するコンテンツをカスタマイズできる。たとえば、あるユーザーが、コンテンツのフィードを提供しているWebサイトを頻繁に訪問する場合、Sidebarはそのインタフェースを介して、それらのWebサイトのRSSフィードやATOMフィードを自動的に登録するほか、表示するニュースや天気情報、個別の株価データをユーザーのオンライン上での行動に基づいて自動更新を行なう。
ユーザーはGoogle登録ユーザーにならなくてもGoogle Desktopを使用でき、Sidebarが表示コンテンツをパーソナライズするのに使用するWeb履歴情報は、ユーザーのIPアドレスとクッキーに結び付けられる。また、ユーザーがメモを保存し、最近表示したWebサイトの一覧を見ることができる「Scratch Pad」、ユーザーが、名前の一部を入力しただけでファイルやアプリケーションを検索できるようにする「Quick Find」も備えている。
さらに、もう一つの新機能として、1台のマシンに複数のユーザーが個別のWindowsアカウントを持っている場合、各ユーザーが、自分以外にはアクセスできない独自のGoogle Desktopインデックスを作成することができる、とバトラ氏は語った。
米ヤンキー・グループのアナリスト、スー・リー・ウォーカー氏は、「グーグルやマイクロソフト、ヤフーはこれまで、それぞれのデスクトップ検索アプリケーションの開発と改良を積極的に取り組んできたが、それらを消費者に売り込むまでには至っていない」と指摘する。
「消費者の多くは、それらのアプリケーションをまだ認知していない。デスクトップ検索アプリケーションを消費者に啓蒙するという観点から見て、各社ともまだ行うべきことが多く残されている」(ウォーカー氏)
グーグルによると、Google Desktop 2.0はOutlookユーザー向けのツールバーも備えており、Outlook内からメッセージを検索し、結果を参照できるという。検索とインデックス付けの機能が拡張されており、連絡先、予定表、タスクなど、電子メール以外のOutlookデータはもちろん、MSN Messengerのチャットまでインデックス付けできるようになった。グーグルのGmail Webメール・サービスの電子メールのインデックス付けも可能だ。
さらに、グーグルはGoogle Desktopに使用できるAPIを拡充、開発者はSidebar用のプラウグインを作成できるようになった。グーグルによると、ユーザーはプラグイン・サイト(http://desktop.google.com/plugins)から、入手できるSidebarプラグインの一覧を参照できる。
Google Desktop 2.0は現在、英語版しか入手できないが、グーグルでは「まもなく追加の言語サポートを公開する」と約束している。同アプリケーションは、Windows XPおよびWindows 2000 Service Pack 3以上で動作し、Google Desktopサイト(http://desktop.google.com)から無償でダウンロードできる。
(Orininally reported by Juan Carlos Perez, IDG News Service 08/22/2005)































