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[米国]
ヤフー、試用版Webメール・サービスにRSSリーダーを追加
(2005年12月01日)
米国ヤフーは、限定ベータ・テスト中の新しいWebメール・サービス(英語版)にRSSリーダーを追加しようとしており、その機能の詳細を米国時間の11月30日に発表する。
新版のWebメール・サービスではユーザー・インタフェースの設計が大幅に変更され、その機能は一般的なデスクトップ版の電子メール・アプリケーションに近くなっている。このベータ(試用)版は、去る9月から、限られた数のユーザーに利用されている。
ヤフー幹部によると、ヤフー・ユーザーの大多数が利用しているYahoo! Mailの既存サービスにはRSS機能は追加されず、いずれ既存サービスは新サービスに置き換えられるという。ヤフーは新しいWebメール・サービスのベータ・テスター数を公表しておらず、12月1日の時点で新しいRSSリーダーの利用が可能になる人数は明らかではない。
RSS技術では、ユーザーが自分のお気に入りのWebサイトからのコンテンツ・フィードを購読して、RSSリーダーに配信させることができる。例えば、アスク・ジーブスのBloglinesはそうしたサービスの例である。RSSフィードはかなりの人気を得ている。ユーザーが個々のWebサイトにアクセスしなくても、それらのWebサイトに新コンテンツが掲載されたかどうかがわかるからだ。RSSフィードがRSSリーダーに読み込まれると、新掲載コンテンツの要約またはフルテキストが表示される。
Yahoo! Mailの商品開発担当ディレクター、イーサン・ダイアモンド氏は、「電子メールは人々のインターネット活動の中心になっており、RSSリーダーをヤフーの新しいWebメール・サービスに組み込むのは理にかなっている」と説明する。
私用と仕事の両方でYahoo! Mailを利用しているニューヨークのフリーランス・ビデオ編集者、カイム・ダンジンガー氏は、そうした一人である。「通常読んでいるものすべてに自分のメール・インタフェース内からアクセス可能になるのが好ましい。将来、電子メール・プロバイダーはそのインフェース内でますます多くのサービスを提供するようになると私は確信しており、ヤフーがその先陣を切るのはうれしいことだ」と同氏は電子メール取材に答えている。
約15のRSSフィードを購読しているダンジンガー氏は、新しいYahoo! Mailサービスのベータ版を2カ月前から使用し始めたが、実は、それ以前にYahoo! Mailのアカウント(数年前に取得)を自分のメイン・アドレスとして使用するのをやめていたという。「ヤフーが、Webメールのインタフェースに同社のその他のサービスを組み込み続けるのが望ましい」というのがダンジンガー氏の意見である。「そうなれば、1つのログインと1つのページで、ヤフーのサービスすべてにアクセス可能になる」(同氏)
ヤフーのベータ版Webメール・サービスに組み込まれることになったRSSリーダーは、ヤフーの社内調査に基づいた平均的なRSS利用者、つまり、6〜7件のRSSフィードを購読している人に訴求するように設計されている。しかし、同社ではYahoo! Mail RSSリーダーの機能を将来増強し、多数のRSSフィードを購読している人に配慮して、フィードをサブフォルダに分けて整理できる機能などを追加するという。現在のバージョンでは、ユーザーはフィード結果を複数のフォルダに収めることはできるが、サブフォルダは作成できない。
一部のデータ・テスターはすでに、RSSフォード結果をより細かく分類できるこの機能を待望している。ニュージャージー州のコンサルティング・ソフトウェア・エンジニア、グレゴリー・デヴィーン氏もその1人だ。
Yahoo! Mailを約6年前から私用メールに利用しているデヴィーン氏は、電子メール取材で、RSSリーダー統合を「非常に便利」であり「すばらしい第一歩」だと評価している。同氏はこれまで、ヤフーの個人ホームページ・サービス「My Yahoo」を自分の購読RSSフィードの管理に利用してきたが、Yahoo! MailのRSSリーダーに切り替えるつもりだという。だが、デヴィーン氏は現時点で30件以上のRSSフィードを購読しており、Yahoo! Mailに統合されたRSSリーダーの便利さが加われば、さらに購読を増やす可能性が高い。そこで同氏は、フィード結果をフォルダやサブフォルダに分けて収納できる強力な機能が提供されるのを心待ちにしている。
ヤフーのパーソナライズ製品担当ディレクター、スコット・ギャッツ氏は、現在ベータ・テスト中のWebメール・サービスのRSSリーダーは、Webページに掲載されたテキスト全文を写真も含めて提供できる「フル・ポスト」リーダーだと説明している。
ヤフーのRSSを巡る取り組みについて、米ガートナーのアナリスト、アレン・ウィーナー氏は、「RSSを広く大衆が利用できるようにすることを目指す業界全体の流れの中で、大きな第一歩となる」と評価している。
また、米国ヤフーは、アラート・サービスに、購読しているRSSフィードの更新通知機能を加えることも同日発表する。「Yahoo! Alerts」(英語版)は、ユーザーが登録したRSSの更新通知を電子メールやYahoo Messenger、携帯電話などで受け取れるサービスである。
em>(Originally reported by Juan Carlos Perez, IDG News Service 11/30/2005)
(IDG News Service)































