【 ここから本文 】
Googleウォッチ
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
「Project Fusion」、製品提供フェーズへ──。情報時代のアプリケーションの実現に歩を進めたオラクル
【Oracle OpenWorld San Francisco 2005リポート】
(2005年09月17日)
今年9月17日〜22日(米国時間)の6日間、米国カリフォルニア州サンフランシスコのモスコーニ・コンベンション・センターで、米国オラクル主催の「Oracle OpenWorld San Francisco 2005」カンファレンスが開催された。米国ピープルソフト、JDエドワーズ、リテックなどとの経営統合を終え、「Project Fusion」戦略を前進させたオラクル。開催前週の9月12日には、シーベル・システムズの買収も報じられ、同社の動向にいっそう注目が集まる中でのイベントとなった。以下、その詳細をリポートしよう。
河原 潤
本誌編集長
2年連続で登録者数記録を更新した理由
米国オラクルは2003年まで、業務アプリケーション・スイートの「Oracle E-Business Suite(EBS)」をフィーチャーしたOracle AppsWorldと、OracleデータベースがメインのテクニカルなOracleWorldという2つの年次カンファレンスを開催してきた。昨年からは両カンファレンスが統合され、同社の全製品/技術を扱うOracle OpenWorldカンファレンスとなった。いわば、“ビジネスとテクノロジーの合体”により、昨年のカンファレンス登録者数は約2万5千名と過去最高を記録している。
そして今年は、昨年をさらに大きく上回る3万5,000名が登録するという、ITベンダー1社主催のイベントとしては最大級の規模となった。その理由は、米国ピープルソフトなど買収したベンダーとの経営統合が完了し、それらのベンダーのユーザーやパートナー企業がこのカンファレンスに参加したからである。
なお、開催前週の9月12日には、オラクルが米国シーベル・システムズを総額約58億8,000ドルで買収するというニュースが報じられた。この買収によってオラクルは、CRM(顧客関係管理)アプリケーション市場で独国SAPを抜き最大手となる見通しだ。以下、オラクルの4人のキーパーソンの基調講演から、業務アプリケーション製品ラインの拡充を続ける同社の最新戦略に迫ってみたい。































