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[米国]
グーグル、「Gmail」の活用領域を“個人”から“組織”へと拡張
(2006年02月13日)
米国グーグルは、同社のWebメール・サービス「Gmail」の利用範囲を“個人”の世界から企業や大学などの“組織”の世界へと広げる新たなホスティング型電子メール・サービスの試験運用を開始している。
Gmailプロダクト・マネジャーのステファニー・ハノン氏は、グーグルの公式ブログへの書き込み(2月10日付け)の中で、サンノゼ・シティ・カレッジ(SJCC)が約1万人の学生を対象に新しいホスティング・サービスを試験運用していることを明らかにした。同カレッジのドメイン名を使って、全ユーザー(約1万人の学生)のGmail電子メール・アカウントがホスティングされている。
同サービスの限定ベータ・テスト・プログラムに参加したい組織は、グーグルの「Gmail for your domain(あなたのドメインでGmailを)」サイトから応募することができる。
サイト案内によると、同プログラムでは、エンドユーザーはそれぞれ2GBのメール保存容量を利用できる。また、ユーザー組織のIT部門がユーザー・アカウントを管理するためのコントロール・パネルも用意されている。
ただし、ベータ・テスト・プログラムへ参加するのにどの程度の費用がかかり、また、正規のサービスを開始した際にどの程度の料金が必要になるのかといった点については、明らかにされていない。同社に直接コメントを求めたが、その回答は2月13日の時点で得られていない。
グーグルはこれまで、Gmailをコンシューマー向けのWebメール・サービスとして提供してきたが、新プログラムの開始は、同社がGmailに対してより広い活用領域を想定していることを示している。なお、Gmailは2004年4月に発表されたが、それ自体がまだベータ・テスト中である。
グーグルはGmail以外にも、当初コンシューマー向けに提供されたサービスを、組織やIT部門用途へと発展させた商品を提供している。グーグルのエンタープライズ事業は小さいが着実にしつつあると言える。
例えば、「Google Search Appliance」と「Google Mini」は同社の検索エンジン・ソフトウェアをハードウェアに搭載したもので、企業はそれらを使って社内サーバ上のデータにインデックス付けを行うことができる。
また、グーグルは同社の無料のコンシューマー向けのデスクトップ検索アプリケーションに改良を加え、IT部門向けの特別な管理機能やエンドユーザーが職場環境で必要とする機能を付加したエンタープライズ版を提供している。
(IDG News Service マイアミ支局)
- 米国グーグル
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