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[フランス]
フランス政府も、ICパスポートの発行を開始
(2006年04月14日)
オランダのアムステルダムに本社を置くスマートカード世界大手のアクサルトによると、フランス政府がアクサルトの電子パスポート技術「Axseal」を採用した新型パスポート(IC旅券)の発行を開始した。
これにより、フランスもオーストラリア、スウェーデン、日本などと並んで、米国のビザ免除プログラム(VWP)の新しい適用条件を期限内にクリアした。新型パスポートはまず、パリ近郊のイル・ド・フランス地域のオート・ド・セーヌ県で発行が開始されたが、5月末までにフランス全土で発行される見通しという。
新型パスポートでは、表紙部カバーに組み込まれる非接触型ICチップに、パスポート所持者の暗号化された個人情報(1ページ目の情報)と生体識別情報(デジタル写真)が登録される。フランス国立印刷局へアクサルトが今年供給する新型パスポート用カバーの数は、約200万枚とされている。
アクサルトの技術&政府関係担当ディレクター、ネビル・パティンソン氏は、「改竄や変更ができない電子的コピーがチップ内にある。また、それへのアクセス制限のためにさまざまなセキュリティ・メカニズムを講じているので、パスポート所持者のプライバシーは守られる」と説明する。
VWPは、短期の商用や観光を目的とする旅行者の米国内滞在および米国内通過をビザ(査証)なしで許すというもの。各国が引き続きVWP適用を受けるには、非接触型ICチップを搭載して所持者の生年月日などの個人情報とICAO(International Civil Aviation Organization)認定の生体認証用情報を同チップに記録した機械読取式のパスポートを、2006年10月26日までに発行しなければならないとされている。
なお、VWPの対象は、2005年6月26日から機械読取式パスポート所持者のみに制限され、2005年10月26日以降発行のパスポートでは顔写真がデジタル印刷されていなければならなくなった。
米国の国土安全保障省は、通関港にICパスポートを読み取るドキュメント・リーダを設置する。今年、米国自身もICパスポートを発行する見通しだ。
(リンダ・ローゼンクランス/Computerworld オンライン米国版)
- アクサルト(オランダ)
- http://www.axalto.com/
- フランス国立印刷局
- http://www.imprimerienationale.fr/
- アメリカ国土安全保障省
- http://www.dhs.gov/































