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[米国]
「5大検索エンジンのサーチ結果の3.1%が危険なリンク」──マカフィーが警鐘
(2006年05月15日)
検索エンジンが提供する検索結果に、危険なWebサイトへのリンクが多く含まれていることが、米国マカフィーが5月12日に発表した調査で明らかになった。こうした危険なサイトには、訪問者のPCにスパイウェアやアドウェアをインストールしたり、セキュリティ脆弱性を悪用したり、ユーザーをだまして電子メール・アドレスを入手し、迷惑メールの配信先リストに加えようとしたりするサイトが含まれる。
マカフィーのSiteAdvisor部門が発表した調査結果(調査実施期間:2006年1〜4月)によると、米国のユーザーは5大検索エンジン(Google、Yahoo、MSN、Ask、AOL)の検索結果をクリックして、悪意あるWebサイトに1カ月当たり約2億8,500万回アクセスしているという。
同調査では、検索結果連動広告のリンクに占める悪意あるWebサイトへのリンクの割合が、通常の検索結果に占める悪意あるサイトへのリンクの割合よりも大幅に高いことも示されている。前者の割合が平均してほぼ9%であるのに対し、後者の割合は平均3.1%となっている。主要検索エンジンの検索結果に占める悪意あるサイトへのリンクの割合を見ると、MSNが3.9%と最も低く、Askが6.1%で最も高かった。
マカフィーでは、「利用者は、検索エンジンの検索結果からアクセスするサイトを選ぶ際には、注意を払わなければならない。検索エンジンが安全なリンクを提供することを当てにすることはできない」と警告している。
また同調査によると、「デジタル音楽」や「シンガー」といったよく使われる検索キーワードに対する検索結果は、悪意あるサイトへのリンクの割合が72%に上るケースがあるなど、危険性がきわめて高いという。
マカフィーの調査結果について、グーグルの検索製品/ユーザー・エクスペリエンス担当副社長、マリサ・メイヤー氏は、「現実の問題」だと認め、グーグルは対策を講じていると語った。同氏はその例として、同社はFirefoxブラウザ向けにフィッシング対策プラグインを提供していることを挙げた。
また、ヤフーの広報担当者は、ブラウザ・ツールバーでスパイウェア検出/削除ツールを提供しているほか、検索広告の「質」の向上に向けてシステムを整備し、専任スタッフを置いていると述べた。
マイクロソフトのMSN部門シニア・プロダクト・マネジャー、ジャスティン・オズマー氏は、「当社はこの問題を認識しており、ツールバーのポップアップ広告遮断機能やフィッシング対策フィルタによって対応を図っている」と述べた。また、マイクロソフトは検索サービスのあらゆる面で、人々に最適な検索結果を提供するとともに、人々を悪意あるサイトから保護することに一貫して取り組んでいるとしている。
アスク・ドットコムの広報担当者は、他の大手検索エンジンと同様に、われわれは、有害なサイトを発見してインデックスから削除するために人的プロセスと技術の活用を進め、安全対策を強化していると語った。
なお、AOLのコメントは5月12日現時点で得られていない。
検索エンジンはWebで情報を探すための不可欠なツールとなっており、コムスコア・ネットワークスによると、米国在住者が3月に行ったオンライン検索の件数は、前月比10%増の64億件に上ったという。
マカフィーは、安全対策として、SiteAdvisor部門が提供している無料のWebブラウザ・ツールをダウンロードして利用することを推奨している。同ツールは、ユーザーがアクセスしようとするWebサイトが安全かどうかをわかりやすく表示する。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
- 米国マカフィー
- http://www.mcafee.com/us/
- 「SiteAdvisor」のサイト
- http://www.siteadvisor.com/































