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[米国]
グーグル、「不当検索ランキング」訴訟で法廷に──ランキングの正当性をあらためて主張
(2006年07月03日)
検索最大手の米国グーグルが、米国キンダースタート・ドットコムからの訴訟の棄却を求めていた問題で(関連記事)、6月30日にサンノゼのカリフォルニア北部地区連邦地裁において審問が行われた。グーグルの弁護士は同地裁判事に対し、同社は任意の基準を用いてWebサイトのランク付けを行う権利があると主張した。
キンダースタートは、育児関連の情報および同分野に特化した検索サービスを提供する同社のWebサイト「KinderStart.com」がGoogleのPageRankシステムで「ゼロ」とランク付けされ、検索結果から排除されたとして提訴している。またこれによって、KinderStart.comのアクセス数が大幅に減少したとも主張しており、キンダースタートは今回の訴訟を、グーグルの検索結果から排除されたり、PageRankで低くランク付けされたりしたWebサイトを代表する集団訴訟として進めたいと考えている。
キンダースタートの弁護を務めるグローバル・ロー・グループのグレゴリー・ユー弁護士は、「グーグルはあらゆる種類の情報を収集し、それらを評価する立場にあり、前例のない権力を手にしている」と主張した。
また、キンダースタートは、グーグルによって自社の名誉が毀損されたほか、広告プログラム「AdSense」に基づく契約にも違反していると主張。訴訟の一環としてグーグルに対し、どのようにランク付けを行っているかを開示するよう求めている。
一方、グーグルは審問で、同社の検索サービスで行っているランク付けは言論の自由の保護対象だと主張した。グーグルを代表したウィルソン・ソンシニ・グッドリッチ&ロザティ所属のデビッド・クレーマー弁護士は、「グーグルのランク付けは基本的に数学的アルゴリズムに基づいており、サイトの質を調査するにあたっては主観に基づいた判断も行っている」と説明した。
今回の訴訟を担当するジェレミー・フォーゲル連邦地裁判事は、キンダースタートがグーグルのランク付け基準を証拠として求めていることに対して疑義を呈しており、「何かが見つかるだろうとやみくもに訴えを起こすことは許されない」と述べた。
フォーゲル判事は今後、キンダースタートの訴えの中からどの部分を取り上げて審理を進めるかを決定する。また、同判事は9月29日にグーグルの別の申し立てに関する審問を行うことを明らかにした。その審問では、グーグルが訴訟の審理期間中、KinderStart.comをGoogleの検索インデックスに復活させることを求めるキンダースタートの仮処分命令の申し立てに関する弁論が行われる予定となっている。
(スティーブン・ローソン/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- 米国グーグル
- http://www.google.com/
- 米国キンダースタート
- http://www.kinderstart.com/


















