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[米国]
ヤフー、ソーシャル検索サービスの増強に向け体制を強化
(2006年07月26日)
米国ヤフーは7月25日、ソーシャル検索への取り組み強化に向け、データ・マイニングおよびオンライン・コミュニケーション技術の第一人者であるウィスコンシン大学のラグー・ラマクリシュナン氏を、バイスプレジデント兼リサーチ・フェローとして招聘したと発表した。
ラマクリシュナン氏は、Yahoo! Research部門を率いるプラバーカー・ラガバン氏(昨年11月から同部門のトップに就任、元IBM研究員)に直属し、オンライン写真アルバム・サービス「Flickr」、ソーシャル・ブックマーキング・サービス「del.icio.us」および「My Web」、Q&A検索エンジン「Yahoo! Answers」など、ヤフーのソーシャル検索サービスの展開を支援する。
グーグルとの間で苦しい戦いを続けているヤフーは、ソーシャル検索という新分野が検索エンジン市場の再評価につながる可能性があると繰り返し強調してきた。
ソーシャル検索サイトでは、Webサイトの発見・分類・共有に利用者自身が参画することができる。大勢の人の知識を活用することにより、理論上、より適切な検索結果が得られ、パーソナライズが容易なサービスを提供できるとされている。
ヤフーは、こうしたサイトを、検索結果のサイト表示順をアルゴリズムに基づいて決定したり、自動Webクローラを使用してインデックスを作成したりする従来の検索エンジンから進化する次世代の検索エンジン・サービスとして位置づけている。
前職でウィスコンシン大学マディソン校のコンピュータ・サイエンス教授を務めていたラマクリシュナン氏は、今後のソーシャル検索ビジネスの展開について、「現在、ソーシャル検索サービスの可能性を追求・検討するために全力を投じており、yahooの利用者は、今後いくつかの新鮮な変更や展開を目にすることになるだろう」と述べている。
同氏は、1990年代の終わりに、利用者同士で情報を交換したり、互いの質問に答えたりすることができるオンライン・コミュニティの構築のための技術を開発した「QUIQ(クイック)」の共同設立メンバーの1人である。
同技術のコンセプトは、ユーザーが質問や回答を書き込めるYahoo! Answersに似ており、旧アスク・ジーブスの検索サイトAskJeeves.comのAnswerPointというコミュニティ・セクションにも使用されていた。また、ビジネス・オブジェクツとサン・マイクロシステムズの顧客サポート・オンライン・コミュニティの構築にも使われた。
ラマクリシュナン氏は、テキサス大学オースチン校で博士号(Ph.D)を取得し、ウィスコンシン大学マディソン校でデータ・マイニング・インスティチュート(DMI)の設立に参加。学術誌『Journal of Data Mining and Knowledge Discovery』の編集長も務めた経験を持つ。
「ソーシャル検索は外見上は直感的に利用できる状態に保たれるが、最終的な使い勝手をより効果的なものにするために、膨大な作業が必要になる。その部分に、データ管理やデータ・マイニング、データ分析が使われる。それらはすべて裏側で必要とされる基盤技術である」(同氏)
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
- 米国ヤフー
- http://www.yahoo.com/































