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[米国]
デル、Oracle OpenWorldで初のOpteronサーバを発表
(2006年10月24日)
| 「PowerEdge 6950」 |
米国デルは今年10月23日、サンフランシスコで開催されたコンファレンス「Oracle OpenWorld」において、同社としては初のOpteronプロセッサ搭載モデルとなる「PowerEdge 6950」(4ソケット・サーバ)と「同SC1435」(2ソケット・モデル)を発表した。
デルによると、PowerEdge 6950の基本価格は6,500ドルで、仮想化やサーバ統合などの用途向けに設計されたサーバだという。一方、基本価格が1,300ドルのPowerEdge SC1435は、高密度のラック・サーバ環境を念頭に設計されており、コスト・パフォーマンスとエネルギー効率の改善を重要視する中小企業をターゲットにしている。
「新モデルのねらいは、コスト・パフォーマンス面での当社製品の優位性をさらに高めることにある。従来モデルに比べ、消費電力もはるかに少ない」と、デルの会長兼CEO、マイケル・デル氏は基調講演の中で強調した。多くのデータセンター管理者がエネルギー・コストの増大に悩まされていることから、他のサーバ・メーカーと同様、デルも新モデルの効率の良さを前面に押し出している。
デルはこれまで、同社サーバ製品にインテル製のプロセッサのみを採用してきた。だが、AMDのOpteronプロセッサがインテルの独占市場に食い込み始めると、デルのユーザーもOpteronの使用を望むようになった。今回の新モデルは、そうしたニーズの高まりをデルが無視できなくなったことを意味している。新モデルの投入により、デルは、すでにOpteronを採用しているHPやサン・マイクロシステムズ、IBMなどと同じ土俵に上がったことになる。
「デルもとうとうOpteronを導入せざるをえなくなった」と語るのは、調査会社インサイト64の首席アナリスト、ネイサン・ブルックウッド氏だ。「ほんの1年前までは、(Opteronを採用していなくても)デルが不利になることはなかった。しかし、現在はそうもいかなくなってきた」と氏は説明する。
AMDのCEOであるへクター・ルイズ氏は、今回のデルの発表に満足げだ。「企業は今後、本当に必要とされるプロセッサを選択できるようになる」と氏は語っている。
Opteronの投入後、AMDがインテルにかなりの脅威を与えたことは周知のとおりだ。だが、その見返りが高くついたことも事実である。AMDは今年10月18日に発表した第3四半期実績の中で、総収益が前年同期の55.4%から51.4%に減少したことを明らかにした。同社はこれをインテルとの価格争いによるものだとしている。
デルがOpteronプロセッサを採用するというニュースに対し、インテルは平静を保っている。同社のエリカ・フィールド氏は、「インテルのサーバ・グループは、この四半期で記録的な実績を上げた。この期間中、われわれは最も販売数の多い分野でシェアを伸ばすことができたと考えている。あらゆるコンピューティング・ニーズに対応できる最良の製品をインテルがそろえているということを、今後もデルとそのユーザーに理解してもらうのが私たちの仕事だ」と述べている。
ちなみに、インテルは先ごろ、「Tigerton」と呼ばれる4コアのプロセッサを2007年第3四半期に投入する計画を明らかにした。ハイエンド・デスクトップ用クアッドコア・プロセッサとサーバ用デュアルコア・プロセッサは、同年11月に発売される予定だ。
(ロバート・マリンズ/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- 米国デル
- http://www.dell.com/
- 「Oracle OpenWorld」
- http://www.oracle.com/openworld/
新社長の下、顧客満足度の向上、エンタープライズ事業の拡大に強い意欲を見せる































