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[米国]
グーグル、カスタム検索エンジン・サービスを提供
(2006年10月25日)
| 「Google Custom Search Engine」 |
米国グーグルは今年10月23日、特定のテーマのみを対象とする検索エンジン・サービスの提供を開始した。
「Google Custom Search Engine」と呼ばれる同サービスは、その名のとおり、カスタマイズ用の検索エンジンから構成されている。これをWebサイトに組み込めば、特定のサイトやページだけを対象とする検索ボックスを自分のWebサイトに設置することができる。例えば、「ホッケー」に関するWebサイトの運用担当者は、このスポーツに関するページのリンクしか検索しないボックスをWebサイトに設置することが可能だ。また、グーグルの検索インデックス全体を調べながら、事前に選定したWebサイトからの結果を優先する検索エンジンを選ぶこともできる。
同サービスの提供を開始したことで、グーグルは同様のサービスを提供するヤフーなどと肩を並べたことになる。グーグルの検索エンジン担当バイスプレジデント、マリッサ・マイヤー氏によると、簡単かつ直感的に扱えることが他社サービスとの違いだという。「このサービスに用意されているメニューやウィザードを使えば、ほんの数分で独自の検索エンジンを構築できる」と同氏は強調する。
同サービスはグーグルのサーバにホスティングされており、サービスを利用する側から検索クエリのログにアクセスすることはできない。これは、検索活動のプライバシーを心配するWebサイトの運用担当者にとっては微妙な問題だと言える。ただし、「検索のエクスペリエンス全体は利用側のWebサイトで行われ、その運用担当者は検索結果のページをパーソナライズしたり、レイアウトを他のページに合わせたりすることができる」とマイヤー氏は説明する。検索結果にはコンテクスチュアル広告が表示されることになるが、政府機関や非営利団体、大学が運用するWebサイトの場合は非表示を選択することも可能だ。
調査会社スターリング・マーケット・インテリジェンスのアナリスト、グレッグ・スターリング氏は、同サービスを高く評価している1人だ。「グーグルにとっては、Webサイトの運営者と広告収入を分け合うだけでなく、自社の検索エンジンの有用性をより一層広めることができる」というのが、その理由だという。
「カスタマイズ可能な検索エンジンの需要は高い。グーグルがそれにこたえることは、きわめて自然な流れだ」(スターリング氏)
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
- 米国グーグル
- http://www.google.com/
- 「Google Custom Search Engine」サイト
- http://www.google.com/coop/cse/
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