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[米国]
IBMとヤフー、グーグル対抗の企業向け検索ソフトを無料で提供
(2006年12月14日)
米国IBMとヤフーは12月13日、中小規模企業向けの検索ソフトウェア「IBM OmniFind Yahoo Edition」を無料で提供すると発表した。
| IBM OmniFind Yahoo EditionのダウンロードWebサイト http://omnifind.ibm.yahoo.net/ |
IBM OmniFind Yahoo Editionは、IBMが販売している大規模企業向けの検索ソフトウェア「OmniFind」の無料エントリ版だ。WindowsもしくはLinuxサーバ上で稼働し、1台のサーバにつき50万件の文書検索が可能。200種類以上のファイル・フォーマットと、30カ国以上の言語に対応している。また、年間2,000ドルを支払えば、IBMの24時間電話サポートを受けられる。
IBM OmniFind Yahoo Editionは、Webサイトからダウンロードすることができ、インストールも数回のクリックで完了する。ヤフーの検索エンジンが統合されているので、自社内のデータ検索結果と、ヤフーを利用したインターネット上の検索結果を同時に表示することも可能だ。
また、IBM OmniFind Yahoo Editionには2種類のユーザー・インタフェース・オプションが用意されている。1つは既存のWebページに同製品のサーチボックスを埋め込むオプションで、もう1つはAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を利用したオプションだ。後者を利用すれば、独自のカスタム・インタフェースを作成することができる。
IBMとヤフーは、IBM OmniFind Yahoo Editionについて「予算などの問題から自社内でデータ検索システムを導入できなかった中小規模企業にぜひ利用してほしい」とコメントしている。
| 30カ国語に対応しているが、操作画面は英語のみのようだ |
現在、中小規模企業向けの検索ソフトウェアと言えば、グーグルの「Google Mini」が有名だ。しかし、IBM OmniFind Yahoo EditionがGoogle Miniにとって脅威になると予測するアナリストもいる。
米国の調査会社フォレスターリサーチのアナリスト、マット・ブラウン氏は「Google Miniは、検索対象のドキュメント数が5万件の場合で1,995ドル、30万件だと8,995ドルのコストがかかる。Google Miniがアプライアンスだということを差し引いても、グーグルは何らかの対応を迫られることになった」と分析する。
今のところ、IBM OmniFind Yahoo Editionは好意的に受け入れられているようだ。すでに同検索ソフトの導入に向けて試験運用を行っている企業もある。
米国ディシジョン・クリティカルのCTOであるエリック・ブライアリー氏は、顧客に提供するフルテキスト・インデックスの作成用にGoogle Miniなどを検討していたが、IBM OmniFind Yahoo Editionのことを知り、導入を決めたという。
「無料というだけでなく、自社のWebアプリケーションに検索機能を統合できる点とパフォーマンスの高さを評価した」(ブライアリー氏)
同社は現在、試験用サーバを利用してIBM OmniFind Yahoo Editionの評価とカスタマイズを行っており、まもなく400社の顧客企業(エンドユーザーは約30万人)を対象に検索サービスを提供するとしている。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局 )
- 米国ヤフー
- http://www.ibm.com/us/
- 米国IBM
- http://www.ibm.com/us/































