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[米国]
グーグルの2007年第2四半期決算、増収を維持するもわずかに減益
サイト収入は74%増の24.9億ドル、広告クリック数は47%増
(2007年07月20日)
米国グーグルは2007年第2四半期も、売上高が38.7億ドルと前年同期比で58%伸び、増収を維持した。しかし、純利益は9.25億ドルとなり、第1四半期の10億ドルから若干減少した。一般会計原則に基づかない実質的な利益は、第1四半期の11.6億ドルから11.2億ドルに減少した。
グーグルが所有するサイトからの売上高は、前年同期比74%増の24.9億ドルとなり、売上高全体の64%を占めた。
米国外の売上高は18.4億ドルで、売上高全体に占める比率は48%。前年同期のこの比率は42%だった。
グーグルのCFO(最高財務責任者)、ジョージ・レイエス氏は、第2四半期決算発表の電話会見で、「国際事業の拡大に満足している。われわれは大規模な国際投資を継続しており、戦略の効果が現れている」と述べた。
同氏によると、欧州がグーグルの国際事業の成長を牽引しているという。同社は現在、国際サイト向けの人員採用と国際市場での製品サポート拡大に取り組んでいる。
また、第2四半期の広告クリック数は前年同期比で47%増加した。広告クリック数は、グーグルのサイトで提供される広告と、同社の広告ネットワーク「AdSense」の顧客サイトで提供される広告のクリック数を合計したもの。
1株利益はアナリストの事前予想を下回った。一般会計原則に基づかない実質的な1株利益は3.56ドルで、第1四半期の3.68ドルから減少し、トムソン・ファイナンシャルが集計したアナリスト平均予想(3.59ドル)にわずかに届かなかった。
第2四半期にはグーグルとイーベイの関係が冷え込んだ。しかし、グーグルの社長兼CEO、エリック・シュミット氏は、この問題が収益に悪影響を与えることはなかったと説明する。イーベイはグーグルにとってAdSenseを利用する最も大口の広告主である。
「イーベイは長期にわたるパートナーだ。彼らがわれわれの広告モデルの使い方を調整したのは確かだが、彼らは依然として重要な広告主に変わりはない」(シュミット氏)
ネット・オークション大手のイーベイは6月、AdSenseネットワークから同社の広告をすべて引き揚げた。その後、イーベイはAdSenseを通じた広告配信を再開したが、配信規模は以前より大幅に縮小した。
一方、グーグルはネット広告大手ダブルクリックの買収を計画しており、下院小委員会がこの取り引きに対する調査を開始している。シュミット氏は、この買収について直接言及しなかったが、グーグルにとって頭の痛い訴訟問題について触れた。
グーグルが現在直面している重要な訴訟には、書籍検索プロジェクトに関するものと、傘下のビデオ共有サイトであるYouTubeに関してバイアコムに起こされたものがある。シュミット氏は、訴訟の問題は非常に重要だが、技術やほかの方法で解決されることを願っていると述べた。
(ナンシー・ゴーリング/IDG News Service シアトル支局)
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