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[米国]
フェースブック株争奪戦でマイクロソフトがグーグルに勝利
2億4,000万ドル相当を取得し、フェースブックとの広告提携を拡大
(2007年10月25日)
人気SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトの「Facebook」を運営する米国フェースブックは10月24日、2億4,000万ドルに相当する自社株をマイクロソフトに売却すると発表した。フェースブックへの出資についてはグーグルも熱望していたが、マイクロソフトとの争奪戦に敗れたと見られる。
今回の出資と同時に、マイクロソフトはバナー広告の提供に関してフェースブックとの提携を拡大する予定だ。マイクロソフトはフェースブックの唯一の広告プラットフォーム・パートナーの地位を確保し、米国外のFacebookにも独占的に広告を配信する。
マイクロソフトが2億4,000万ドル相当の株式を取得したことで、フェースブックの時価総額は150億ドルにまで高騰する見込みだ。
オンライン広告分野で期待どおりの成果を上げられず、グーグルに後れを取っているマイクロソフトにとって、魅力的な広告媒体として頭角を現してきたFacebookとの契約を獲得できたのは、きわめて意味のある勝利だと言える。
グーグルとマイクロソフトがフェースブックへの投資を検討していると最初に報じたのは、ウォールストリート・ジャーナル紙だった。同紙は24日、フェースブックの2007年度の利益を約3,000万ドル、売上げを1億5,000万ドルと報じている。
フェースブックはこれからも資金獲得に力を入れ、今後12カ月間の事業展開に十分な資本を注入する計画だ。同社の共同設立者でCEOのマーク・ズッカーバーグ氏は、サンフランシスコで先週開催された「Web 2.0 Summit」に出席し、現在は300名程度の社員数を今後1年間で約700名まで増員するつもりだと語った。
ズッカーバーグ氏によると、Facebookは爆発的な勢いで成長しており、新規利用登録者は毎日25万人ずつ増えているという。
2004年に開設されたFacebookのアクティブ・ユーザー数は、2006年12月時点で1,200万人を数え、現在は4,900万人に達している。アクティブ・ユーザーの半数以上が同サイトを毎日利用しており、全ユーザーの59%は米国外の利用者だ。
ただし、SNSサイトに掲載されるコンテンツの多くは何百万人という個人が作成した無秩序なものであり、しばしば低俗性かつ不適切性が目立つことから、広告媒体としての真の可能性については疑問も残る。
フェースブックは、11月6日にニューヨークで開催するイベントに「最も親密な広告主」(同社)を招待する計画を立てている。フェースブックの広報担当者から送られてきた電子メールには、「(同イベントでは)当社の幹部がオンライン広告の新たな手法について議論する予定だ。これ以上の詳細は、現時点では明らかにできない」と記されていた。
なお、FacebookやMySpaceなどのSNSサイトは、性犯罪者が標的を物色するためにSNSを悪用しているという理由から、米国および諸外国の法執行機関による厳しい監視の対象となっている。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
- 米国マイクロソフト
- http://www.microsoft.com/
- 米国フェースブック
- http://www.facebook.com/
[米国]ニューヨーク司法長官、性犯罪対策を怠っているとしてFacebookを提訴
性犯罪者に関する情報の提出を命令――Facebookは協力の意向































