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[米国]
米国連邦地裁、グーグルによるアメリカン航空訴訟取り下げ要求を却下
グーグルは「われわれの商標運用規則は合法性が認められている」と反論
(2007年10月30日)
米国アメリカン航空が米国グーグルを著作権(商標権)侵害で提訴していた裁判で、北部テキサス州フォートワース地区連邦地方裁判所は先週、グーグルが求めていた著作権侵害訴訟却下を退ける判断を下した。
この裁判はアメリカン航空が今年8月、同社の商標をグーグルが検索キーワードとして他社に販売するのは商標権の侵害だとして提訴していたもの。これに対しグーグルは、同提訴は正当性がないとして、訴訟を却下するよう裁判所に申し立てを行っていた。
今回の裁判所の判断を受け、アメリカン航空で広報担当を務めるティム・ワグナー氏は以下のような声明文を発表した。
「われわれの訴えを無効にしようとするグーグルの申し立てを却下した判事の判断を歓迎する。裁判所の判断は(中略)、われわれの主張が妥当であることを裏付けるものである」
「American Airlines」という語句を「アドワーズ」としてグーグルから購入している企業は、複数存在する。そのためユーザーがグーグルの検索サイトで「American Airlines」という語句を検索したとき、検索結果ページの右側に配置される「スポンサー・リンク・リスト」の上位には、これら企業のWebサイトへのリンクが掲載される仕組みになっている。
アメリカン航空は、グーグルには同社の名称を他社に販売する権利はないと主張し、アメリカン航空の商標を他社に販売するのを止めさせるよう裁判所に求めていた。
一方グーグルは、裁判所の判断に失望したというコメントを発表している。
「裁判所がわれわれの申し立てを却下したことに失望しているが、われわれはアメリカン航空の主張には正当性がないと確信している。グーグルの商標運用規則は、商標所有者の利益と消費者の選択権のバランスの上に成り立っている。過去の判例では、グーグルの商標運用規則の合法性が認められている」
サンタクララ大学法学部ハイテク法研究所で助教授兼ディレクターを務めるエリック・ゴールドマン氏は今回の裁判所の判断について、自身のブログで以下のように記している。
「(判断を下した)ジョン・マクブライド判事の決定文はわずか1ページであり、なぜグーグルの申し立てを却下したのか記されていないため、判事の考えはわからない。しかし、最終的にグーグルが勝訴した場合は、今回の(提訴取り下げ要求却下という)裁判所の決定は、あらゆる関係者の貴重な時間と金をむだにしたと見なされるだろう」
(リンダ・ローゼンクランス/Computerworld オンライン米国版)
- 米国アメリカン航空
- http://www.aa.com/
- 米国グーグル
- http://www.google.com/
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