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グリッド・コンピューティング
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[米国]
グリッド・コンピューティングを推進する2団体が合併へ
(2006年02月14日)
グリッド・コンピューティングの標準化団体であるグローバル・グリッド・フォーラム(GGF: Global Grid Forum)と、企業グリッド・コンピューティングを促進する業界団体のエンタープライズ・グリッド・アライアンス(EGA:Enterprise Grid Alliance)が合併することで合意した。
GGFは、1998年末に米国で設立された研究者とユーザーの団体Grid Forumが、欧州とアジアのEuropean Grid Forum(eGrid)、Asia-Pacific Grid Forumを吸収合併して2000年11月に発足した国際団体。世界の多数の学術研究機関および技術ベンダーの研究者や開発者が参加しており、グリッド・コンピューティングの標準規格/仕様の確立に焦点を合わせてきた。
一方、EGAは、EMC、富士通・シーメンス・コンピューターズ、ヒューレット・パッカード(HP)、インテル、NEC、ネットワーク・アプライアンス、オラクル、サン・マイクロシステムズなどのITベンダーによって、2004年4月に設立された業界コンソーシアムであり、ベンダーの製品をグリッド環境に配備することを容易にする標準規格/仕様の策定に取り組んできた。
GGFとEGAは2月13日付けの声明の中で、「グリッドの全世界への普及を加速させるという目標が一致した」と強調、両団体が合併に向けた趣意書に署名したことを明らかにした。今後は移行期間に入り、最終的な合併は今年(2006年)夏季に完了する見通しという。
なお、IBMはGGFには参加しているが、EGA設立には参加していなかった。EGAはカリフォルニア州サンラモン、GGFはイリノイ州レモントを本拠としている。
米国フォレスター・リサーチのアナリスト、フランク・ジレット氏は、「(今回の合併による)ユーザーへの直接的な影響は、少なくとも短期的(今後12カ月)にはほとんどないだろう。単一のグリッド基盤上でさまざまなシステムを稼働させる方法を合併後の団体が考案できれば、この合併は成功と言える」としている。標準が必要とされる領域には、ワークロード配分や管理インタフェースなどが含まれるという。
米国イルミネータのアナリスト、ジョナサン・ユーニス氏は、「これまでさまざまなベンダーが異なる団体に組みし、それらの団体の意見は衝突していた。かなりのエネルギーがそのプロセスで発散・消費されていた」と指摘している。
(Computerworld オンライン米国版)
- グローバル・グリッド・フォーラム(GGF: Global Grid Forum)
- http://www.gridforum.org/
- エンタープライズ・グリッド・アライアンス(EGA:Enterprise Grid Alliance)
- http://www.gridalliance.org/









