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グリッド・コンピューティング
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[米国]
2大グリッド推進団体の合併が完了、新団体「OGF」が誕生
(2006年06月27日)
グリッド・コンピューティングの標準化団体であるグローバル・グリッド・フォーラム(GGF: Global Grid Forum)と、企業グリッド・コンピューティングを促進する業界団体のエンタープライズ・グリッド・アライアンス(EGA:Enterprise Grid Alliance)は6月26日、今年2月に発表した公約どおりに合併を果たし、「オープン・グリッド・フォーラム(OGF:Open Grid Forum)」として新たに活動を開始すると発表した。
| OGFのプレジデント兼CEOに就任したマーク・リネシュ氏 |
OGFのプレジデント兼CEOには、元GGFの議長、マーク・リネシュ氏が就任する。同氏は、発表に際し、「2大団体が1つになったことで、グリッドや分散コンピューティングの課題について、皆の意見をまとめて協議することができるようになる。また、今後はW3C(World Wide Web Consortium)やSNIA(Storage Networking Industry Association)といったグリッド技術以外の標準化団体との接触も積極的に図っていく」とコメントしている。
過去を振り返ると、ITベンダーのグリッドに関する要求に対して重点的に取り組んできたGGFと、ユーザー企業のニーズにこたえる方向で活動していたEGAは、しばしば対立する関係にあり、そのあからさまとも思える衝突に、周囲は両団体を1つに統合したほうが互いの要求を共に満たせるのではという見方が出始めていた。
そうした意見に対し、元EGAプレジデント、ドン・ドイッチュ氏は、「もし、市場に混乱が生じているのであれば、OGFの誕生によってそうした問題は解決されるだろう。今後はグリッド技術を提供するすべての事業者がOGFという場で1つのメッセージを発信することになる」と述べている。
OGFでは、今年9月11日から14日にかけてワシントンD.C.で開催されるコンファレンス「GridWorld」に合わせて、新しい役員メンバーを紹介するパーティを開く予定としている。
OGFでは今後、グリッド技術をいかにして仮想化技術、SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)、自動化システムなどと統合していくかを主な課題として掲げていく方針だ。リネシュ氏は、グリッド・コンピューティング導入時の最大の障害は、「人、プロセス、そして技術にある」と主張し、OGFでは新技術の扱い方のほか、メンバーの再教育、OGFの方向性についてもあらめて協議しなおさなければならないとしている。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)
- オープン・グリッド・フォーラム(OGF:Open Grid Forum)
- http://www.ogf.org/









