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【解説】
再考! ブレード・サーバの現状と将来
進化を遂げる次世代の統合テクノロジー
(2008年07月11日)
テクノロジーは「武器」ととらえよ
| 図3:ITインフラストラクチャの考え方 |
サーバ・ベンダー間の競争は総合戦に突入している。「メインフレーム対オープン」などと言われていたのはもはや昔の話で、今日ではビジネスに合わせたシステム設計がより重視されるようになっている。
そうしたなか、欧米のユーザーの多くがブレード・システムの積極的な採用を進めている。そのねらいは、競合に先駆けてシステムを強化することで、収益の差につながる新サービスを早期に作り出すことにある。ITに対する先行投資はハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)分野などでよく見受けられるが、欧米のユーザーにとってIT投資は、文字どおり投資的な意味合いが強いことがうかがえる。
逆に日本では、IT投資に対して慎重なユーザーが少なくない。だが、日本のユーザーが今後グローバルで競争を勝ち抜いていくためには、「テクノロジーはビジネス競争上の武器」という考えで臨む必要があるだろう。少なくとも「ハードウェアはどのベンダーのものでも同じ」という従来の発想は捨てるべきである。
以上、ブレード・サーバの現状について説明してきた。ブレード・サーバ/ブレード・システムは、ITインフラのベースとなる重要なテクノロジーとして今後も注目を集めるだろう。まだブレード・システムを導入していないユーザーは、自社のスキルを高めるためにも、まずは小規模なシステムから試験的に導入することを勧める。次世代のシステム構築へ向けた準備は、そうした試行を通じて開始することが現実的なアプローチであると考えられる。
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