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[米国]
IBMの2Q決算、2ケタ成長による増収増益を達成

「1株利益11ドルの達成に向けて好感」とパルミサーノCEO

(2008年07月18日)

 米国IBMは7月17日、2008会計年度第2四半期決算(4月-6月期)を発表した。それによると、売上高は前年同期比13%増の268億ドルとなり、既存顧客や新興市場においての売上げ拡大などが寄与し、増収増益となっている。

 IBMの第2四半期の純利益は、前年同期比22%増の28億ドルとなった。前年同期の純利益には、2007年6月に売却したプリンティング・システムズ部門(PSD)の利益が含まれているため、これを除外すると、今第2四半期は前年同期比26%の成長を遂げたことになる。また、1株利益は同28%増の1.98ドルとなった。

 地域別売上高では、南北米地域が109億ドルで前年同期比8%増となった。欧州/中東/アフリカ地域は同20%増の98億ドル、アジア太平洋地域は同16%増の53億ドルであった。成長市場での販売を統括する事業部門の売上高も21%伸び、新興市場で事業を拡大したことが好調な業績に反映されている。

 事業部門別では、グローバル・サービス事業全体の売上高が前年同期比16%伸びている。このうち、グローバル・テクノロジー・サービス部門の売上高は、同15%増の101億ドルとなり、既存顧客とのビジネスが大きく伸びたとしている。また、グローバル・ビジネス・サービス部門もコンサルティング・サービスが好調だったことで、51億ドルと前年同期から18%増加している。

第2四半期で売上げが好調だった「System z」メインフレーム(写真は「System z10」)

 一方、システムズ&テクノロジー部門の売上高は52億ドルと、前年同期比2%増のほぼ横ばい状態であった。ただし、「System z」メインフレームや「System p」サーバの売上げは好調で、System zは前年同期比32%増を記録、総出荷量ではMIPS(毎秒100万回の命令実行能力)換算で34%増加した。また、System pは売上高が29%伸びている。

 ソフトウェア部門においては56億ドルの売上高を達成し、前年同期比17%増となった。その中でも、「WebSphere」「Tivoli」「Lotus」などを含むミドルウェア製品が好調で、同17%増の43億ドルへと売上げが拡大した。

 IBMの会長兼CEO、サミュエル・パルミサーノ(Samuel Palmisano)氏は、声明の中で、「(2008会計年度は)年間を通じて業績拡大が期待でき、2010年へ向けて1株利益を10〜11ドルまで伸ばすロードマップの達成に好感触を得ている」とコメントしている。

(Computerworld.jp)




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