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[米国] 【Lotusphere 2008】
SAPデータをIBMグループウェアに統合――両社が共同開発プロジェクト「Atlantic」を発表

Lotus NotesからSAPのワークフロー/分析リポート機能などが利用可能に

(2008年01月24日)

 米国IBMとドイツのSAPは1月21日、フロリダ州オーランドで開催中のIBMの年次コンファレンス「Lotusphere 2008」で、SAPアプリケーションのデータをIBMのグループウェアに統合するアプリケーションを共同開発すると発表した。

 今回両社が発表したのは、「IBM Lotus Notes」と「SAP Business Suite」との連携を実現するアプリケーション「Atlantic」(開発コード名)の共同開発プロジェクトだ。

 Atlanticは、ユーザーがSAPのデータを「Lotus Notes 8」内に取り込むことを可能にし、それによりビジネス業務の効率化・利便性が向上するという。IBM製品とSAP製品の両方を利用するユーザーにとっては大きなメリットとなる。

 IBM Lotusグループのビジネス開発戦略担当バイスプレジデント、ショーン・プーリー(Sean Poulley)氏によると、これまでSAPデータとLotus Notesを連携させるためには、特別にカスタマイズしたツールを導入するか、一部の連携機能を提供する「Notes Access for SAP」という製品を利用する必要があったという。同氏は、「Atlanticにより、2つの製品は完全に連携可能になる」と説明する。

 またPoulley氏は、「Atlanticは、IBMとSAPにとって初めての共同開発製品だ。両社のソフトウェアをより緊密に連携してほしいというユーザーからの強い要望にこたえた」と述べている。

 同製品の正式名称や価格は発表されていないが、Poulley氏によると2008年第4四半期中にリリースされる見通しだという。

 IBM Lotusソフトウェアのゼネラル・マネジャー、マイケル・ローディン(Michael Rhodin)氏は、「企業は、より円滑なビジネス業務の管理とコラボレーションを実現する方法を求めている。多くのユーザーから寄せられたこうした要望に対して、AtlanticはIBM製品とSAP製品間でシームレスなソリューションを提供するものだ」と説明する。

 またSAPのCTO、ヴィシャル・シッカ(Vishal Sikka)氏も声明を発表し、「今回発表した共同開発プロジェクトは、(SAPが)IBMとの協力関係を強化する姿勢を示したものだ」と語っている。

 両社によると、Atlanticの最初のバージョンでは、Lotus Notesクライアントを通じ、SAPのワークフロー機能/分析リポート機能などが利用可能になるという。その後も両社は、他のコラボレーション機能やオフライン機能を順次追加していく予定である。

(Todd R. Weiss/Computerworld オンライン米国版)




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