【 ここから本文 】
- TOP
- > Topics : IT基盤技術
- >
IT基盤技術
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
【解説】
ジュニパーが企業ネットワーク市場でシスコに比肩するには――専門家が分析
躍進のカギを握るのは、大規模企業向け「EX」スイッチの売れ行き
(2008年05月30日)
新しい企業向け戦略は高評価。これに「実行力」が伴うか
エンタープライズ事業について、「どうにか黒字を維持している」状態のJuniperにとってここはふんばりどころだ、とLazardのリポートには記している。同社のリポートの見出しにもなって強調されているように、「エンタープライズ・イニシアチブは有望――あとは実行力」というわけだ。
「(エンタープライズ・イニシアチブの実行が成功すれば)、JuniperがCiscoと肩を並べる可能性は十分あり、エンタープライズ市場でのシェアを大幅に拡大できると考えている」(Lazardのリポート)
Juniperがエンタープライズ市場に食い込めるとして、問題は大手のライバル、特にエンタープライズ・スイッチ市場の3分の2以上を占めるCiscoを脅かす存在になれるかどうかだ。「JuniperがCiscoの主力市場を奪うのを、Ciscoが何もせず黙って見ているとは思えない」と同リポートでは解説されている。
Juniperは1997年の市場参入以来、Ciscoのキャリア向けルータ事業を3分の1も奪い取っていることから、軽視できない存在だ。その後シェアを落としたものの、今、また巻き返しを図ろうとしている。「この2年ほどでコア・ルーティングとエッジ・ルーティングの両方のシェアを若干落としたとはいえ、再投資と最近の新製品投入後は市場シェアに安定感が見られる」(Lazard)
LazardとUBS Warburgの両社は、Juniperのサービス・プロバイダー向けの販売が手堅いことを高く評価しており、今後1年間は安定した収益を上げられると見込んでいる。だが、それだけでは投資家が期待する、1株当たり28ドル前後という最近の株価を押し上げるほどの収益アップにはならない。
「Juniperのキャリア・ルータ事業は2008年も堅調に推移するだろうが、大規模企業向けのLANスイッチが大成功すると確信を持てないうちは、株価が30ドルを超えることはないだろう」とUBS Warburgのリポートには記されている。
Juniperは現在、収益の75%をキャリア向け事業から得ており、この事業に関しては安泰だというのがLazardの見方だ。「ブロードバンドの需要増に伴い、NGN(次世代ネットワーク)の構築が進んでおり、これはJuniperにとって追い風だ」
[米国]シスコ、SOAPに代わる新メッセージング・プロトコル「Etch」を開発
複雑さの排除、オーバーヘッドの小さいアプリ間通信が特徴
[米国]スプリントとクリアワイヤ、モバイルWiMAX事業で合弁
インテル、グーグル、コムキャストなども出資
[米国]シスコの3Q決算、米国経済の減速で受注は落ち込むも売上高は増加
日本ではNGNのスタートで15カ月ぶりに受注が上昇
総合イベントへの道を模索?――ソフト/セキュリティ関連イベントを併催
[米国]ファウンドリー、低価格・小型の10ギガビットEthernet用スイッチを発表
PoE PlusおよびIPv6対応のモジュール/ソフトも投入
[米国]【Storage Networking World】大手ネットワーク・ベンダーら、FCoE技術搭載の新製品を続々披露
「今後1〜2年で市場を席巻する技術」と専門家は指摘
[国内]ノーテル、既存の10Gbps光網を最大10倍に高速化できる新技術を発表

激増する帯域幅需要への対応が容易に
アクセスを高速化し、遠隔業務でも高い生産性を実現



