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[米国]
IBMとYahoo!、無料の企業向け検索ソフト「IBM OmniFind Yahoo! Edition」をアップデート
インデックス性能の改善など各種機能を強化。日本語も対応
(2007年11月28日)
米国IBMと米国Yahoo!は11月27日、IBMの検索ソフトウェアOmniFindとYahooのインターネット検索技術を組み合わせた、中小規模企業向けのエンタープライズ検索ソフトウェアの新バージョン「IBM OmniFind Yahoo! Edition 8.4.2」を公開した。Webサイトから無料でダウンロードできる。
| IBM OmniFind Yahoo! Editionの画面 |
新バージョンでは、ドキュメント・インデックスを最大5個まで生成し、リポジトリ全体ではなく、特定のインデックスから検索を実行できるようになったほか、「HTMLタグから」「ドキュメント・メタデータから」といったように、追加の検索フィールドをカスタマイズして定義できるようになるなど、各種機能の強化が図られている。
IBM OmniFind Yahoo! Editionはオープンソースのインデックス作成ライブラリ「Lucene」を基盤としており、新バージョンでは最新版のLuceneコアが採用された。ただし、今回のアップデートではスケーラビリティの強化は見送られ、検索可能なドキュメント件数は旧バージョンと同じ1サーバ当たり最大50万件となっている。
IBM OmniFind Yahoo! Editionの最初のバージョンがリリースされたのは約1年前だが(関連記事)、IBMの検索/コンテンツ・ディスカバリー担当ディレクター、Aaron Brown(アーロン・ブラウン)氏によると、同ソフトウェアはこれまでに約2万5,000件のダウンロードが行われたという。
ライバルのMicrosoftは11月6日に、企業向け検索ソフトウェア「Search Server 2008」と「Search Server 2008 Express」を発表したばかりだ(関連記事)。Search Server 2008は有料、Search Server 2008 Expressは無料で、2008年上半期にリリースされる予定となっている。
Microsoftはエンタープライズ検索ソフトウェアの提供にあたってIBMと同様の戦略をとっている。両社とも、まずは無料版の提供によって顧客を取り込み、将来的により高度な機能を搭載する商用版の購入につなげたい考えだ。
なお、Microsoftのエンタープライズ検索ソフトウェア市場への本格参入は、一部のベンダーにとっては打撃となるものの、すでにハイエンド製品を提供しているベンダーにはさほど大きな影響を与えないと見られている。
(Chris Kanaracus/IDG News Service ボストン支局)
- 「IBM OmniFind Yahoo! Edition」のWebサイト
- http://omnifind.ibm.yahoo.net/
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