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訴訟/知財問題

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[米国]
シーゲイト、SSD関連の特許侵害でSTECを提訴

シーゲイト勝訴なら他のSSDメーカーにも影響

(2008年04月16日)

 世界最大のハードディスク・ドライブ(HDD)メーカーである米国Seagate Technologyは4月14日、フラッシュ・メモリを用いた半導体ドライブ(SSD)に関連する特許を侵害しているとして、米国STECをカリフォルニア州北部連邦地方裁判所に提訴した。

 Seagateは、STECの一部製品(SSDやDRAMなど)がSeagateの特許4件を侵害していると主張している。SSDは、HDDよりも高価な代わりに電力消費量が少なく信頼性も高いとして、このところ人気が高まっているストレージである。

 この訴訟は、HDDメーカーとSSDメーカーの関係に変化をもたらすことになりそうだ。米国の調査会社Objective Analysisのアナリスト、ジム・ハンディ(Jim Handy)氏は、「今回の訴訟でSeagateが勝訴するか、もしくはSeagateの主張をSTECが受け入れて和解すれば、SeagateはSTECだけでなく、Samsung ElectronicsやIntelといったSSDメーカー各社からもクロスライセンス契約を勝ち取り、特許使用料を徴収できることになる」とみている。

 ただし、エンドユーザーにとって問題なのは、そうした特許使用料が製品価格に跳ね返ることだ。SSDなどのフラッシュ・メモリ製品に課される税金のような形で、特許使用料をエンドユーザーが負担しなければならなくなるかもしれない。

 Handy氏によると、1980年代にSanDiskと提携してフラッシュ・メモリ・カード市場を構築したSeagateは、SSD関連の特許も多数保有しており、今回の対STEC訴訟ではその一部が侵害されたとして問題にしているという。

 こうした特許侵害訴訟は通常、どちらの陣営がより多くの特許を保有しているかを争ったうえで、和解に至るケースが少なくない。多くの場合、より大きな特許ポートフォリオを保有する陣営(今回の場合はSeagate)のほうが和解条件を提示することになる。

 今回の対STEC訴訟はSeagateにとって自社特許の試験場となりそうだ。Handy氏の考えでは、Seagateは勝訴することを前提に、STEC以外のSSDメーカー各社との間で、特許を巡る話し合いをすでに進めているはずだという。

 Seagate、Samsung、Intelの広報担当者からは、この件に関するコメントは得られなかった。だが、SeagateのCEO、ビル・ワトキンス(Bill Watkins)氏は、14日付の公開書簡でこう述べている。「提訴の目的は、SSD技術による当社事業への脅威や技術革新を抑制することではない。実際、当社はSDDの研究開発にかなりのコストを投じており、専門の研究チームを結成するなど、SDDとその関連技術の開発に力を注いでいる。今回の訴訟の目的は、当社が創出した価値を当社株主のために保護することにある」

(Dan Nystedt/IDG News Service台北支局)




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