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訴訟/知財問題
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[米国]
Webブラウス技術特許侵害訴訟、連邦最高裁がマイクロソフトの上告を棄却
(2005年11月01日)
カリフォルニア大学および米国イーオラス・テクノロジーズが米国マイクロソフトを相手取って起こしているWebブラウス技術特許侵害訴訟で、米国連邦最高裁判所は10月31日、損害賠償額の算出方法に関するマイクロソフトの上告を棄却した。棄却理由の詳細は公表されていない。
1999年に起こされたこの訴訟では、2003年前に、米国連邦地方裁判所がマイクロソフトに5億2060万ドルの特許侵害賠償金の支払いを命じる判決を下し、マイクロソフトはそれを不服として控訴した。今年(2005年)3月に、米国連邦控訴裁は、問題の特許の妥当性についての検討が不十分であったとして一審判決を棄却し、再審理させるため連邦地裁に差し戻した。一方、マイクロソフトは同月、問題の米国特許の適用範囲は米国であり、同社の全世界での売上金額に基づいて賠償額が算出されているのは不適切であると訴えた。しかし、控訴裁が棄却したため、最高裁に上告していた。
今回の上告棄却によって、この係争の中心舞台はシカゴの連邦地裁での差し戻し審へと移り、残された大きな争点はイーオラスの特許の妥当性だけになる。
カリフォルニア大学の広報担当者、トレイ・デイビス氏は、「これで、権利侵害や損害額については未解決の問題はなくなった。特許が妥当か否かという問題があるだけだ」と述べた。一方、マイクロソフトの広報担当者、ジャック・エバンズ氏は、「当社は地裁での差し戻し審に引き続き取り組んでいくつもりであり、最終的には当社の主張が認められると確信している」と語った。
なお、米国特許商標局は今年9月にイーオラスの特許の再審査を終了し、特許は妥当であるとの結論を下している。
1999年にイーオラス側は、同社が排他的な使用権およびライセンス権を有しているカリフォルニア大学の米国特許をマイクロソフトのInternet Explorer内の技術が侵害しているとして、マイクロソフトを提訴した。この米国特許No.5,830,906でカバーされている技術は、イーオラスの社長であるマイケル・ドイル氏が、カリフォルニア大学サンフランシスコ校で以前開発したもの。この特許の一部では、「埋め込まれたプログラム・オブジェクトのアクセスおよび実行を、ブラウザ・プログラムのユーザーに許すシステム」について記述している。
(IDG News Service)



